今の時代の生徒だけでなく今の時代の大人にも見て欲しい渾身の最終回。

正直、NHK の よるドラ 枠の最終回でここまで良い最終回があっただろうか。

それぐらいに感じる。

見終わった後もなかなか感想が纏まらず。

こんな思いに感じたのは久々。

ラストのいち子（茅島みずき）がこちらに振り向いて終わって、今作のドラマタイトルを出して終わるのも最高だったな。

いち子が、高柳（山田裕貴）に告白するシーンは高柳が予想通り、振ってしまったが、ここは分かっていたとはいえ切なかった（泣）　

でもいち子がその後、吹っ切れた感じで元気なのが救いだったな。

でもここで、高柳が告白をOKしてしまったら浅いドラマになって今作のここまで高いレベルに持って来た作品クオリティーが落ちるので納得ではあるんですが。

前半のディベートシーンが思った以上に良かったな。

ディベートの結末が見えない所で終わるのがむしろ、高柳が言ってた通り、答えが見つからないのが最高な答えなのかもしれないけどな。

高柳の倫理の授業の生徒メンバーで卒業祝いの写真を撮る皆。

皆の姿に感動して素直に泣いた（泣）

今作で皆、色々あったからこそ最後は、こうやって卒業式を無事に迎え入れる事ができたと親目線な感じで観てしまった。

その後の卒業後の生徒の姿を描くのも良かった。

まあ、正直、コロナの世界線を描いたのが若干、引いてしまったが、そこはマイナスにあまりなってないから変わらず5つ星。

最後まで最高な内容でした。

この後、総括の感想も書くんだが、また長くなりそう。

本当、何回も言ってしまうが、よるドラ 枠でここまで良い最終回はしばらく出ない。