3.0
出演者 3.0
ストーリー 3.0
演技 3.0
映像 3.0
にじいろカルテ 第2話
医者でありながら患者でもある真空は、村の人達の暖かさに守られながら少しずつ成長し、自分の居場所を確立していく。
独特の空気感で進む医療ドラマで、医療や病気、主人公の成長というよりは、今の所“居場所探し”といった感じかな。まあ、もうすでに居場所になっているし、現時点での雰囲気で真空が村人から弾かれてしまうのは想像もできないくらいなんだけど、個人的には、いつかこの箱庭のような世界観から真空が飛び出して欲しいと願っている。
まあ難病を抱えているのでこの村で病を抱えながら生き抜いていく姿を描くほうが温かい気持ちになりそうだし、そちらの方がいいのかもしれないけれど。
正直、個人的にはこの村での暮らしはとても疲れそうだな、という感想。とてもいい人たちばかりなんだけど、無理やりにでも笑顔でいなくてはいけない圧があって、あと、ちょっと主人公が子供扱いされすぎというか。それを狙ってのかもしれないけどね。多分、岡田惠和さんが考える「優しさ」と、自分の考える「優しさ」にズレがあることが原因かもしれません。