第10話。
脚本家になる夢を持ってバベル九朔にやってきた満大(菊池風磨)。
そしてその脚本を映像化したいという夢を叶えたいと息巻いて
いた健(髙地優吾)。
そして、バベル九朔のテナントさんたち。それぞれが夢を持って
出店。でもなかなかうまくいかず、絶望寸前で妥協して生きている。
このバベル九朔を作った大九朔を夢を持ち、それを叶えるために必死に
生きた人物。
その夢は原因不明の病に冒された10歳の娘・はるみと一緒に
いたいという父親らしい純粋な夢。
はるみとの日々を永遠にするためにバベルという
なんでも夢が叶う並行世界を作り出したという大九朔。
体はなくなっても魂を子孫に憑依さ...
第10話。
脚本家になる夢を持ってバベル九朔にやってきた満大(菊池風磨)。
そしてその脚本を映像化したいという夢を叶えたいと息巻いて
いた健(髙地優吾)。
そして、バベル九朔のテナントさんたち。それぞれが夢を持って
出店。でもなかなかうまくいかず、絶望寸前で妥協して生きている。
このバベル九朔を作った大九朔を夢を持ち、それを叶えるために必死に
生きた人物。
その夢は原因不明の病に冒された10歳の娘・はるみと一緒に
いたいという父親らしい純粋な夢。
はるみとの日々を永遠にするためにバベルという
なんでも夢が叶う並行世界を作り出したという大九朔。
体はなくなっても魂を子孫に憑依させて現世を生き延び、
はるみのいるバベルと行き来しながら、その夢を叶える。
でも、はるみはそれを望んでいなかった。
大九朔とはるみの気持ちは交わらない。
はるみを愛すれば愛するほど憎まれる大九朔。
この親子関係が悲しくてつらい。
そして、大九朔の使用人兼愛人の子であるカラス女。
はるみとカラス女は同じ父を持つ異母姉妹。
同じ父にはるみは愛され、カラス女は疎まれる。
カラス女にしたら、はるみはうらやましかっただろうな。
改めて夢とは、夢を持つこととは何を考えさせられたドラマでした。
そして親とは子とは、親子愛とはということも。
ドラマで壮大に描かれた子孫やテナントさんたちを巻き込んでまで、果たしたかった大九朔の夢が子孫である満大によって潰えました。
バベルの種を破壊することによって。
カラス女が探していたバベルの種。ドラマ後半はこの「タネ」がキーワードで
展開していました。
いったいどうやって破壊するのかを待ちわびていたら、
まさかのナレ破壊という…。