半沢直樹2…始まった当初、なぜか初回を見逃してしまい
夫が録画してくれていたものの、なかなか観る気が起きずに
ようやく、全て観終えることが出来ました!
しかも最終回に至っては、夫とリアタイ鑑賞!
や〜…観てよかった!最高に面白かったです!
いえね、半沢直樹1も観ていて、面白かったんだけど
結構半沢さんがずっと苦労してる印象があって
最後の最後で逆転はするんだけど、それまでがこう
しんどいというか…そういうイメージがあったので
観続けるのしんどいかな?と敬遠してたんです。
ところが!2は、小さな問題が起こりつつ、必ず
1話1話のどこかで、ガッツポーズできる展開があって
スカッとできたのが、実によかったです。
そういうものの積み重なりで
最終回ではドカーンと大きな花火を見せてくれました。
現実世界では、半沢さんのように銀行の頭取だろうが
幹事長だろうがお構いなしに、言いたいことを言える人って
そうそういないだろうし、それやったらまずクビだよね…なんて
思っちゃうんだけど、気がつけば半沢さんを、
頑張って汗水流して働いてるそれぞれの人たちを応援してる自分がいて
わかりやすい悪人たちが懲らしめられるのを見て
手を叩いて喜んだりして…
あれ?この構図どこかで見たような…そう、王道の時代劇ですよね。
主人公は悪人によって苦しめられるんだけど
最終的には、どんと悪事を暴いて逆転する…
水戸黄門とか、遠山の金さんとか、今では地上波の再放送ですら
見かけなくなった勧善懲悪のスタイルが
ここに脈々と息づいてるではありませんか!
そしてもうひとつ。今コロナ禍でそれぞれしんどい思いを
抱えてる私達に、このドラマは「とにかく生きていよう」という
メッセージを送り続けてくれていたと思います。
八方塞がりの半沢直樹に対しての妻、花が言う
「生きていたらなんとでもなる」は、ここ最近辛いニュースが
続いてる世の中に、希望の光としてわたくしには映りました。
登場人物がそれぞれクセが強く、表情も豊かすぎて
時には失笑してしまうほどでしたが
半沢直樹の快進撃は、この令和の時代劇として
多くの人たちの心をスカッとさせたに違いありません。
そしてシーズン3が出来ないかなぁ…と密かに
願っております。面白うございました✨