お願いだから瀬野さんを最終回の“泣けるネタ”にしないでくれ!と、天に祈って1ヶ月。
やっぱり生きてた!
瀬野さん生きてたよ!!
でもせっかく生きてるんだったらもうちょっと瀬野さんエピを丁寧に拾って欲しかったというか、あからさまにラストまで視聴者引っ張る用のケイタナカっていうか、ちょっと興ざめなところも。
小野塚君にしても瀬野さんにしてももっと全体を通して大きなテーマを訴える素材になった気がするんだけど、瀬野さんだったら治験の大変さとか、小野塚君なら救急への道!とか…どっちも盛り上げるだけ盛り上げてラスト時間足りなかった感はあるかなぁ…
おそらくいろいろあって想定外に駆け足になったところもあるんでしょう。くるみちゃんの成長とかももうちょっと時間と場面を割けたらよかったな。同じ医療ドラマでも新しい切り口の視点が面白かっただけに、俳優陣も素材もモリモリ過ぎた感、もったいなかった気がします。
原作読まずに見る派なので物語が原作通りなのかどうかも把握していないし、そもそもこの先の話があるのかどうかも知らないけれど、作ろうと思ったらまだ続編もイケそうな物語ではあるので、もしそういう未来があるのならそのへんもう少し深い話にして欲しいなとは思いました。
あとは、個人的についつい目を引いたのが成田凌くん。
先週『窮鼠は…』を劇場で見て「今ヶ瀬すげぇ…」ってなったばっかりなので、スコーンと曇りない澄んだ瞳の小野塚君を見て、どちらにもまったく何の違和感も感じさせずに物語をちゃんと見せる 役者・成田凌って凄いなと。まあ、俳優さんなんだからそこでどっちかをひきずって見せるようじゃ逆に言ってダメなんでしょうけれど…それにしてもお見事ね、と思わずにはおれませんでした。
つか、瀬野さんと小野塚くんが一緒に働く薬局…
無理。仕事にならんわw