間違いなく爆イケの黒ケイタナカ目当てに見た新ドラマなんですけど。
ふっきれキャラの黒木さんはもちろん、意外にも(失礼)すごく良かったのがクソ真面目誠実キャラの新人デカ・神崎くんでした…
正直、これまでいろいろなドラマを見てきた中で、Jさん組で“俳優”として安心して見ていられるのは岡田くん、斗真くん、風間くん、あと中島裕翔くんと最近では重岡くんくらいかなあ程度に思っていた私(ごめんなさい)。
もう一人の推し目当てで見た「ナミヤ雑貨店」の時は、“あ、ちゃんと演技できる人なんだ…(ほんと失礼)”くらいだったのが、「セミオトコ(←ドラマとして大好き)」ではその純真無垢な笑顔に自分でもビックリの大号泣をし、そして今回、その芯の通ったキャラクター造形と演技に ありゃまあそうだったんですね!ごめんなさい!のエクスクラメーションマークと相成りました。
好き!とかではないんだけど、役者としてこんなに骨のある、信頼できるお仕事をなさる方だとは思っておりませんでした。相手をまっすぐ見据える瞳の強さ、優しさに、役者としての体幹の確かさを見た気がして、アイドルだからという側面から先入観を持っていた自分の眼の曇りを恥ずかしく思っております。ハイ。
この先の展開、ケイタナカとの演技バトルに期待大です。
そのケイタナカはと言えば、余命3か月の敏腕薬剤師から、多現場縫いのタナカ(そんな呼称はない)の名に恥じぬ見事な振れ幅を見せてくれております。「特に役作りはしない」姿勢は毎度のことながら、今回思った以上に神崎くんのキャラが立ってる気がするので、是非それに押し負けない圧倒的な黒木刑事を見せて欲しい!と願っております。
ドラマとしては、勢いのあるライトな ザ・アクション刑事ものなのかなという印象。主演ふたりのコンビ感は思った以上に良い気がします。
ところどころテンポが悪かったりセリフがしつこかったり、何というか場面のリズムが滞る感じがするのが気になる(特にラスト、彩乃さん告白からの流れとか)けど、これは編集とかカット割りの仕方でどうにかなる問題なのかなと。
ゲスト含め役者が揃ってる感はハンパないので、まだまだここからの盛り上がりに期待します!