このドラマは2019年が舞台だったんですね。
船室に閉じ込められた伊吹と志摩の見た不思議な夢は、本当だったらそうなっていたかもしれない未来。オリンピックは開催されたけど、二人にとっては最悪な世界。

でも現実はオリンピックは延期（まだなくなってはない！(-_-;)）だけど、二人とも助かって久住を逮捕することができた。
ちょっとしたきっかけで良くも悪くも、大きく未来が変わってしまうこともある。
本当は今年オリンピックやってたんだよなあと思うと、ちょっと悲しくなりましたが、たとえ中止になったとしてもまたゼロからやっていくしかない。
生きていればやり直しができることもあるし、失ったものばかり数えないでできることを探していきたいと思った。

久住が悪行を重ねるのは、復讐や明確な目的があるわけではなく、人物そのものがまるで存在していないかのよう･･正義を貫くことが難しく情に訴えかけても無視されるような軽薄な世界を作った、その正体はスマホやネットのようなものかな？
うまく使えばとてもいいものなんだけど、悪の道に落ちるのは簡単だ。

不思議な最終回でしたが、いろんな問題をあまり深刻にとらえすぎないでもいいのかな、とちょっとだけ気持ちが軽くなった気がしました。
続編あったらいいなと期待しています。