突っ込みどころが増えて来たぞアンサング!
初回はなんとなく受け入れられたヤル気満点の葵みどり(石原さとみ)さん。どうも回を追う毎に それはちょっとどうなんだ案件が積もってきて、まあそれでも大抵はうんうんって生ぬるくやり過ごせるんだが、患者さんに“寄り添う”っちゅうにはちと押し込み過ぎでないか、とたまにイラっとする。最近はオープニングの語り(みんなそれぞれ大切な日常があって…云々)までもがちょっとしつこく感じてしまう。いかんいかん。
私は多分、あの葵さんの(患者さんに対する)話し方が苦手なのかもしんない。顔を覗き込んで、眉間にしわを寄せ、小学生に話すようにゆっくりじっくり情感たっぷりに…丁寧といえばそうなんだけど、若干上から目線に感じるのは私がヒネてるからか。あれで薬剤の説明だけならともかく「なんで○○しないんですか?」まで言われたら多分私はイラっとする…ごめん、葵さん。あの薬局で一緒に働くなら刈谷主任がいいです、私。はい。
あと本編と関係ないけど、幕間でスピンオフ仕立ての薬局のCM入るのが、昼間のBS再放送ドラマみたいであんまり好きくない。題材が題材なので仕方ないんでしょうけど、CMが気分転換にならないのって意外と見づらいんだな~ってのは新しい発見でござんした。
なんか文句ばっか垂れてるけど、話自体はこれまでの医療ものドラマと視点が変わっててけっこう面白い。毎回社会的に割と硬派なテーマが盛り込んであるし、患者として過去の自分を振り返って、うわあ、ごめんなさい!ってこともあった。あと、決定的な悪役がいない(まだ表に出てないだけ?鉄幹さん、来る??)のもいい。
毎回、ドリカムの曲が流れ始めてからのエンディング映像にはグッとくるもんがある。
来週予告で瀬野さんの血反吐見てしまったので(ここまでの7話中 一番動揺したのは瀬野さんが廊下で立ち止まって鳩尾を抑えたシーンだよ!!!いやいやいや!聞いてないよ!えっ、そういう役回りなの瀬野章吾!?)、もうこっからはエンディングに向かうまで一秒たりとも目が離せない。お願いだから瀬野さんを最終回の“いい話”ネタにしないでくれ!と、それだけを天に祈っている!!