3.0
出演者 4.0
ストーリー 2.0
演技 3.5
映像 3.0
アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋
好きな役者さんがたくさん出ている。
田中圭・石原さとみ・成田凌・でんでん……単に格好いいとか可愛いだけでなく、多くの作品でいろいろな役を演じてきた役者さん達が、初めての薬剤師ドラマに出演。
コロナの影響で放送が延期になったこともあり、期待の上に更に期待を重ねて初回から昨日の第6話まで見た感想。
勿体ない。
着地点が「感動」なのは承知しているが、そこに至るまでの主人公の描き方、仕事内容の描き方、登場人物の心の動きの描き方が単純過ぎる。
医療従事者として?と思う言動や行動が多過ぎる。
初盤の設定と噛み合わないところが多すぎる。
つまり脚本が原因で役者さんたちの懸命な演技やドラマの主題に入り込めないのだ。
勿体ない!
脚本というのは脚本家一人で書くものではなく、スポンサーやテレビ局の規制等様々な条件をクリアしながら制作として作り上げるものらしい。
だとすれば、視聴者がどう見るか、よりも優先される何かがあったのかと思ったりもする。
キャラクターはとても魅力がある。
個々の背景や関係性がもっと掘り下げられる展開で、終盤に向かって盛り上がることを期待したい。