最終回まで見終わり、改めての総括の感想ですが、最初は、ごく普通の断捨離物語かと思ったらその思いは良い意味で覆されて、これは、現実とファンタジーが交錯する、安達祐実 の集大成となるドキュメンタリーとしても良いぐらいの内容だったと感じる。
毎回出てくる、豪華俳優、女優のゲスト出演者陣も名演ばかりだったが、毎回、捨てたいリストにチョイスされる物や心が素晴らしく、深い所を抉ってきて、その物や心を擬人化として演じる俳優、女優陣が熱演で素晴らしかったです。
安達さんのマネージャーの西村君(西村晋弥)も関わってくるとは後半は想像できなかったよね。
彼も物語の中にしっかり中心的になる回があって良かったです。
毎回、感想を簡単に書くのが良い意味で難しかったのも事実で、毎回、大切な台詞を聞き逃しちゃいけないなと見てました。
そして、改めて、このドラマでは外せない存在になった、夢の中の少女(最後は、へその緒が入った箱と正体が分かりましたが。)を演じた、川上凛子 のずば抜けた演技には脱帽でした。
彼女が、安達祐実 と絡んで話すシーンは、度胸が備わっていて、ため口で話すシーンは最初は正直、違和感は感じたが、徐々に彼女が啖呵を切ったり、素直な意見を安達さんに言うシーンは毎回、目が離せなく、改めて、川上凛子 って大袈裟ではなく本当に、数年に一人の逸材なぐらいの名子役なんじゃないかと感じました。
彼女が物語にいないシーンは寂しいぐらいだったので。
そして、このドラマの主人公であり、本人役を演じた、安達祐実 の毎回の演技にも、圧巻で、ゲスト出演者と話すシーンでもその話の返し方とかもさすが、名女優だなと感じました。
これは、安達祐実 本人の歴史の中で実在したんじゃないかと思わせるエピソードもあったりで見てて面白かったです。
感想が長くなってしまいましたが、改めて、神作品に出会えて良かったです。
テレ東 の ドラマ25 枠では、歴代1位、今年見た連続ドラマの中でも現時点で第6位となるぐらい夢中になれた作品でした。
これは、素直に多くの人にお勧めしたい作品だと素直に感じます。
本当、良い作品に出会えた事に感謝します!!!