5.0
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 5.0
ハケンの品格2 第4話
第4話。
ニュースで「派遣と正社員の同一労働同一賃金」が話題になりました。
ドラマの中でも色濃く反映されています。
新人派遣の小夏(山本舞香)は、初回の給料の手取りが10万円を切り、派遣会社に生活ができないと相談に。しかし、マネージャーの近 (上地雄輔)から同一労働同一賃金のからくりを聞いて給料が大幅に上がることがないことを知り、愕然とします。
小夏は節約し過ぎて空腹のために大前の前で倒れ、大前が滞在しているスペイン料理店へ。
小夏が大前お手製のパエリアを食べながら、ダメダメ新入社員と比べてずっとまじめに働いているのに給料が少ないと愚痴をこぼすと
「コネ入社の社員はコネの分だけ会社の役に立っている」
「同一労働同一賃金、そんなものは幻想です」
「派遣は行き倒れたらそれでおしまい」
と正社員と派遣社員を比べることの無意味さ、そして派遣社員の厳しさについて説く大前さん。
さらに、新入社員井手と一緒に冷蔵庫に閉じ込められたときの大前さんのセリフも刺さりました。
「生き延びることに資格も何もありません」
更新せずにさまざまな派遣の現場で働いて、派遣の酸いも甘いも知り尽くし、多くの資格を持つ大前さんが言うからこそ、含蓄が感じられるセリフでした。