2.5
出演者 4.0
ストーリー 2.0
演技 3.0
映像 4.5
トクサツガガガ
特撮オタク界隈を飛び越えて話題になったドラマだけど、実は同じ特オタながら全然乗れなかった…。
好きなものは好き!と自覚しながら、世間体や周囲の人の目を気にしてオタクなのを隠すのは特撮に限らずよくあることだし、隠れオタを否定はしないけど、特撮は大人でも楽しめる=作品の本質を見てほしいような考えを持ってそうなかのちゃん自身が、チャラ彦だのダミアンだの任侠さんだの他人を見た目で判断してるところがあるのがどうも引っかかってしまい。
ほかにもあのヒーローのモデルはアレやアレだろうけどそれにしちゃ年代がアレだしデザインが△ぽくないな…とか、特オタのダメなところで細かいところがいちいち気になってしまい。
かのちゃんの幼少時にトラウマを作ったのはお母ちゃんだけど、大人になってからもただただ逃げ続けて、都合よくいい娘を演じて、自分のことを理解してもらおうとか気持ちを伝えようとかお母ちゃんにしてこなかったのは、かのちゃん自身だよねとか思ってしまい。
オタク同士で盛り上がってるところはそれなりに楽しめたけど、そんな感じで最後までかのちゃんとは“解釈違い”のままで、ドラマそのものにも乗り切れませんでした。
一番シンパシーを感じたのは北代さん。MVPはエマージェイソンの中の人次郎さん。