美食探偵 明智五郎
3話を鑑賞。
2話は少し辛口なレビューになってしまいました。
このまま、自分の中で美食探偵の熱は冷めていくのか・・・
そんな気持ちで見た第3話。
やばい!おもしろすぎた!
私の美食遺産の熱がV字回復!!
3話の犯人ゲストが武田真治さん。武田さんはここ1〜2年は筋肉体操の人、3〜10年前まではサックスの人のイメージ。
でも忘れてはいけない!武田さんはめちゃくちゃ人気もあって演技も素晴らしい役者さんだってことを!
今回は その時の神々しいほどの輝きが再び!
武田真治をとくとご覧あれ状態!
今まではバラエティよく出る役者という色眼鏡で見てたのだが、そんな眼鏡が消えてなくなった人も多いのでは?
それもこれもこの美食探偵の役者陣が素晴らしいからスイッチがガシャンと入ったのではないかと推測する。
3話の犯人は老舗フランス料理屋のシェフ。
腕は確かだが、人気チェーンのフランス料理屋が近所にできて店はかんこ鳥が鳴く毎日。そんな時、料理評論家気取りの素人にネットで酷評される。その素人はそのお店で後日パンを喉につまらせて死んでしまう。
先に犯人がわかってて、どんどん犯行の証拠を見つけていく古畑任三郎スタイル(刑事コロンボスタイル)が最近なかったのでワクワクした。
明智五郎の焦らずゆっくり詰め寄る描写。そしてジタバタせず黙々と店に出続けるコック。
この回は、推理ドラマのバタバタしちゃう感じが全くなかった。
で、他の推理物と違ってこのドラマのすごいところは
【殺した人を捕まえない!!】
斬新!
後、この3話にすごく響くものがあっ担です。
評論家気取りの素人にボロクソ料理のこと書かれる。
店内はガラガラ。それって美味しくないからガラガラなんだと先入観を植え込まれました。
でも
その後、明智と苺がお店に行って食べたら2人とも絶賛するわけですよ。
美味しいんですよ!値段が少々高いが美味いんです!
それを素人にけちょんけちょん言われるあの悔しさたるや
自分もテレビに出た時、ツイッターとかでエゴサーチすると
「面白くない」「なんであんなので笑ってるか謎」とか書かれることもあるんですよ。
素人にけちょんけちょんに言われる悔しさ、わかる〜。笑
日本人ってどこか審査員目線・評論家目線で物事は評価したがる節がある。
そんなところにメスを入れてくれた感じも今回の好きな要因の一つ。
来週をもっと楽しみたいとあえて予告編は見なかった
なので誰がゲストかも、マグダラのマリアが現れるかもわかりません!
さてどんな展開になるのか?!
楽しみです!