第1話を鑑賞して率直な感想は、「結構何かしてくれるじゃん笑」って思いました。
まずこの「レンタルんもしないい人」って何かと言いますと
料金と交通費を貰えば、駆けつけて、ただ一人分の人間の存在だけを請け負い、簡単な受け答え以外は何もしない
というもの。
これだけだと本当に何もしなそうですが
第1話では、地元に帰る女の子が東京最後の日を一日一緒に過ごして欲しいという依頼だったのですが、東京タワーに行ったり、思い出の河川敷に行ったりと、これ結構大変だなぁ、と思いました。
一緒にいるときも、簡単な受け答えというより、話を聞いて頷くという感じなのだが、これも取りようによったら、話すより難しんじゃないかな?
これって、要するに、来る人が若いだけで、、、
「レンタルおっさん」って事だよね?
しかし、、、
レンタルして来てくれるのがNEWSの増田くんなので、そんな疑問はすぐに吹っ飛んでしまうのである笑
まあ、そこんとこは、少し意地悪な見方ではありましたが
これ実際にあった話らしく、本物の人物もネットに載ってます。
実際の方も増田くんとはいかないまでも、可愛い顔してまして、なんか、一緒に居やすそうな雰囲気の方なので、この仕事も成り立ったんだろうなと少し納得しました。
興味が有れば調べてみてください。
そんなこんな言いましたが、ドラマとしては、結構いい感じのドラマでした
深夜ドラマによくある雰囲気物のドラマのテイストなんですが、依頼してくる相手に対して、「なんもしない人」はただ聞くだけなので、観ているうちに独特なカメラワークも相まって、次第に自分が「なんもしない人」になって依頼主の話を聞いているような、奇妙なバーチャルリアリティ感が有るのです。
ただ傍目から依頼者を見ていると結構なんの感情も沸かないかもしれないんですが
側に一緒に居て話を聞いていたら、なんだか少し依頼者の気持ちに寄り添って行く、、
そんな不思議な感情になるのです
これは、ひっそりとしていて、あまり主張はしていませんが
新しい感覚のドラマ。
いや、新しいドラマの楽しみ方なのではないのかなと妙に一人で頷いてしまいました。
人の心の病みって、なんもしなくても、誰かが側にいたら、少しは緩和されるんだ、、
もしかしたら、なんもしなくて側にいてあげるのが一番なのかもなぁ、、、
と、自分の過去を顧みさせられました
と、まあなんとなく良い事っぽい事を言ってみましたが
第2話も楽しみなドラマです!
主にオムニバスっぽいんですが、主人公がなんで「なんもしない人」になったのか?も縦軸として描かれて行くみたいなんで、その辺も気になります
要チェックです!