4.0
出演者 5.0
ストーリー 4.5
演技 5.0
映像 4.0
ホームルーム
未放送地域だったのでTverで完走しました。
まず、俳優のみなさんとてもよかった。最後までやりきってくれて、とっても楽しめました!ドラマオリジナルの結末としても、悪くなかったんじゃないでしょうか。
ラブリンを「演じきる」という意味では、ほかの同年代の俳優さんでもできたと思うんだけど、あの見せかけのさわやかさと内面にあるどす黒く渦巻いてるものが、スイッチが入るとか切り替わるとかではなく、いつでも常に表裏一体のままであったのがとても不気味で、気持ち悪くて、でも人間味に溢れていて、それができる山田裕貴でよかったと思ってます。
山田裕貴はほんと作品内で生きてるから、すき。
ここからは完全に自分の好みの話。
演技は文句のつけどころがない出来でしたが、ドラマとしての作りがあんまりハマらなくて。
BGMのうるささ、やりすぎて怖くないママンの顔あたりが特に。BGMは1話から最終話までずっとだったから、余計に気になっちゃった。
あとこれは原作がそうだからしかたないんだけど、モノローグが多いとどうしても疲れるというか気が散るというか。原作に沿っているのでこればっかりはしょうがないですが。
新しいドラマ枠の記念すべき1作目としては、かなりのインパクトを残せたんじゃないかと。今後放送地域が増えてくれるといいですねー。