テセウスの船 最終回
いよいよ、最終回を迎えてしまいましたね。
先に言わせてください。
出演者の皆さん、スタッフさん
本当にお疲れ様でした!!
『半沢直樹』が控えている中、攻めの姿勢を崩さない日曜9時ドラマ枠に胸が熱くなりました。私と同じ胸アツだった人も多かったはず。それで今年の冬は暖冬だったんじゃないかと思うくらい。
最終回の視聴率は19.6%!!
すごい!
最終回まで視聴者を裏切らずに引っ張ってこれた証拠だ。
原作と犯人が違うと放送前から話題になっていましたが
原作とクライマックスを変えるというのは必ず賛否両論が生まれるもの。なんなら否定的な意見が多い。
なのにこのドラマはあまり否定的な意見は目立たなかった。
新たな犯人は結局、田中正志。
このキャラって漫画ではいないんですよね。
石坂校長も、徳本さんも、井沢もドラマオリジナルの登場人物。
なのに全員、しっかりバックボーンがあり、真犯人ではないかという匂いを最終回までしっかり出せていた。
母が知らずに入れたキノコに毒キノコがあったことを警察は殺人者のような扱いをした。そのせいで家族は世間からバッシングを受ける。挙げ句の果て、妹はイジメを苦に自殺してしまう。
田中正志の文吾に対しての恨みに『とってつけた感』がない。
そして何より、せいやの演技が素晴らしかった!
犯人とわかってからの演技は鈴木亮平や竹内涼真に全くヒケをとってなかった。
何か、揚げ足を取らす隙を作らせなかった演出・脚本の妙を感じた。
その揚げ足を取りたがる人の目はほとんどが心のポンコツ行動に向けられていた気がする(笑)
もともとあるものに色々足してダメになることを蛇足というけど
このドラマは色々足したがそれでさらに輝きを増した蛇足!!
もう考察できないと考えたら寂しいなぁ。
実は犯人以外で私は大人になった時の慎吾は誰が演じるかのも考察してました。
私は自信を持ってえなりかずきと断言した!(私の過去の記事をご覧ください)
これも自信があった。
歳も違和感ないし、今大人で丸坊主はえなりさんしかいないでしょ?!
なのに
蓋を開けたら・・・
ハライチ澤部!!!
そうだった〜!!澤部がいた〜〜!!
悔しい〜!!
大満足だった!!
でもしいて言うなら
小籔さんが演じた刑事が少し宙ぶらりんになってしまったのが残念。
ただの悪い刑事だったのか?
悪そうに見えて職務を全うしようと正義感ある刑事だったのか?
小籔さんにパワーがあったからこそ、気になった人も多かったのではないだろうか?
あの留置所で渡された小説は田中ではなくほぼ九分九厘、あの刑事が仕込んだものでしょう。。。
ヒットは難しいと言われていた連ドラでのサスペンスものが『あな番』に続きテセウスもヒットしたことで今後また増えてくるでしょうね〜。
楽しみ楽しみ!