3.5
出演者 4.0
ストーリー 3.5
演技 3.5
映像 3.5
テセウスの船 第10話
最終回を見終えたばかりでなかなか考えがまとまらない。
鈴木亮平も劇中で言ってたけど、この話には「矛盾がある」んだよねー
見終わった後に思い返すと、あれは何で、これは何で?と釈然としない何かがいっぱいあるんです。子供の所業やあの真犯人の犯行とは思えないような出来事を、「そうだったのかぁ!」とは言いづらい気がするからなぁ…。
でも毎回、犯人候補が変わったり、新事実によるどんでん返しの演出を経ての、この最終回が必要だったことも理解できるので、あまりツッコんではいけないのかもしれないね。
今思うと、犯人が誰誰だと躍起になるのではなく、所詮「タイムスリップ」というSFでありファンタジーなので、あまり深くはツッコまず、
タイトルである「テセウスの船」の理由を考えてみたり、殺人の原因となる深い闇を考えたり、はたまた家族の愛と絆、竹内涼真と上野樹里ちゃんの、状況が違っても「変わらぬ愛」を堪能したりして、物語を楽しめばよかったのかもしねれいね。
何となーく、わたしが希望的推測をしていた、犯人タイムスリップしていた説や、家族の誰かが犯人説、他にも…全て外れてしまったようだが、想像たくましく見られたことにはまず感謝したい。
がしかし、それらストーリーが「文句なしに面白かった!」といえるかというと複雑な思いであるが…、
確かにこのドラマ、ツイッターやSNSで、会社で学校で、ワイワイあーだこうだ!とケンケンガクガクやりながら楽しく見るべきドラマなんだろうなっと。
最後に、最終回での鈴木亮平や榮倉奈々のメイクは、かなり良かった。