かつての荒木荘の さださんと、医学生だった圭介さんが数十年ぶりに登場…！
圭介さんに至ってはもう出てこないかと思っていました…
荒木荘を出て行った後、あの方とはすぐ別れたんですね…
喜美子もハチさんを元旦那です！ってあっけらかんと紹介していて、なんだかオープンで良いなと思いました。
高校に進学させて貰えず、丸熊陶業の内定を取り消されたきみちゃんがお父ちゃんに有無を言わさず大阪に行かされた時、私はきみちゃんが気の毒で仕方なかったしお父ちゃんこの野郎…！と思っていたけれど、
荒木荘で働いた数年で身につけた技術や人脈(荒木荘にいた住人喜美子を含めて全員大物になりましたね…)は確実に喜美子を助けてくれている。
何年も疎遠になっていたけれど、こうやってまた会わせてくれたのは、武志の白血病のおかげなんですよね…
さださんはがんになった友人がきっかけで、がんの人のための着け心地が良くてお洒落な下着をデザインする事に挑戦しているし、大崎先生の言う通り、病気は決して奪うばかりではなく、病気から得られる出会いや喜びもあるんだなと。
でも病気は着々と命を奪っていくし(武志と同室で同じ白血病の子が亡くなってしまった…)武志もだんだんと病状が悪くなっているのが見ていて苦しい…その描写の仕方がとても穏やかだから余計に…どうなってしまうんや…