時計屋の娘、美谷時乃（浜辺美波）は亡き祖父の跡を継いで時計屋の仕事とアリバイ崩しを生業としていた。
その美谷時計店に捜査一課管理官、察時（安田顕）が居候させてもらう事になった。

捜査一課には政治家の息子、雄馬（成田凌）がおり、職場ではJrと呼ばれもてはやされている。いわゆる勘違い野郎君なんだが憎めない人柄。意外と鋭いようでどこか的を獲てないが、前向きで可愛い。学生の頃から時乃に片思いをしている。

ゆるーい空気感が漂う捜査一課に、時計のメンテナンスだなんだと言って入り浸り捜査に参加している時乃がアリバイ崩しを察時に依頼され解決してゆく物語。

原作本はミステリー大賞となっただけあって、アリバイも凝っており、私は一緒に推理を楽しんでいた。

ただ、私の年齢的概念なのか、お母さんという立場からか分からないが、ドラマの見せ場であろう時乃の入浴シーンで食べ物を食べるところはどうしても理解出来なくて、嫌なシーンだった。

視聴率も深夜ドラマにしては良かったみたいで続編を意識した様なそれでいて後腐れない終わり方は好感がもてた。
浜辺美波ちゃんの可愛さが全面に出ており、ミステリーの入り口を1話完結型で見せてもらった気分で良かったです。