今までこれだけ気軽に笑って見た刑事ドラマがあったでしょうか？

主人公の刑事仲井戸豪太はとにかく熱い男。ウザイくらい熱くそしてよく喋る。

もう1人の主人公検事の真島はどこか冷めている不器用な男。そして熱い男を前にするとよく喋る。

その間に挟まれた刑事の妹で検察事務官のみなみ。一見落ち着いた大人の女性だが熱い部分ももちあわせ、2人の間に挟まれるとツッコミ上手な綺麗なお姉ちゃんとなってよく喋る。

このみなみと事件を巡り刑事と検事が時に罵りあい、時に協力し合うドラマです。

脇を固める刑事側も検事側もキャラが良かったです。それぞれ個性が強いのですが丁度いい塩梅だと思いました。

また、ゲストキャストも私は好きです。視聴層のターゲットを若者向けにした事件内容もあって重々しい刑事ドラマならではの空気感を軽やかにしていました。正直、科捜研の女を見てそのままケイジとケンジを見ている高齢層も多いと思いますが、新感覚だったのではないでしょうか。

ラスト、真島とみなみがくっつかなくて続編あったらいいなと思いましたが、円盤の発売が発表されなかったんですよね。

こんな時だからこそキャスト、スタッフ一丸となりいい作品を作ろうと頑張ってこられていましたし、主題歌のハレルヤからも番組の気合いを感じていただけに残念ではありますが、同じチームでまた違った作品になっても面白いかなと思います。
もちろん視聴者の反応を見て続編があれば嬉しいですが。

という訳でコミカルな刑事ドラマが私はとても気に入りました。