今回も黒幕出てきませんでしたね。
私が気になった点は、校長はタイムカプセル埋めてからどこに行ったの?
文吾さんがはっと汁を捨てた時にはいませんでした。子ども達のご飯のシーンにも。
みきおもスタンガンを撃たれましたが他に外傷も無いようですから気絶しただけだと思うんですよね。そして文吾さんをここで殺さなかった。黒幕は文吾さんをどうしても犯人に仕立てたいようです。
そして1977年の音臼祭りのチラシ。
1977年は昭和52年です。平成元年から12年前。
徳本と正志の桜の下であんな事がなければ…。というセリフ。思わせぶりでした。
ですが、駐在さんにも転勤があります。子どもの頃ですが確か5.6年で変わってたと思うんですよ。
だからその頃文吾さん家族は音臼村にいなかったとみています。
では何故文吾さんを狙うの?
犯人の動機ですが、私は幸せな家族像への妬み、正義は偽善だと思っている犯人から見ると文吾さんは正義の塊みたいな方だから陥れたいんだと思います。警察官が犯人って文吾さんの正義も警察の信頼も家族の幸せも一瞬で奪える方法ですから。
みきおは鈴のヒーローになりたかった。お父さんより僕を見てほしいんでしょう。僕だけの鈴でいてほしいって感じかな?
だいたいサイコパスな犯人って身勝手なんですね。自分のことしか考えていない。実際大人みきおもそうですよね。ずっと鈴が犯人の娘として生きてきてすごく辛い思いをしているのを知っているのに、テセウスの船と同じ様に子どもの頃元気で明るくて大好きだった鈴は大人になって顔も名前も性格も変わって好きだった頃の鈴じゃないとわかっているのに、お腹の中の自分の子どもも鈴と同じ思いをさせる事になっている。まぁ今回心さんがタイムスリップしてまた未来は変わっているから鈴はみきおと結婚することは無いですけど。
校長黒幕は今も変わりません。文吾さんがお楽しみ会で脅迫状が届いたと話した時も、顔色一つ変えずに警備を頼みますよ。って普通子ども達を守る為に取り止めの方向で検討すると思うんです。それをしないということは、何も起こらないと知っていたからではないでしょうか。それを言ったら他の先生も全然不安そうではありませんでしたが。
和子さんや鈴達は体育館に隔離されていました。ここなら誰も来ないと思いつくのは学校関係者ですし、かといって大貫先生は被害者で亡くなった過去がありますので黒幕ではありませんし。
次回は心さんが頼りです。ポンコツは卒業してほしいと願ってます。
追記。
文吾さんは転勤族なので12年前の事件に関係ないと考えていましたが、駐在さんじゃなくても文吾さんは捜査に参加していた可能性があります。
1977年音臼祭りで毒物混入事件が発生し、田中正志の母と、徳本の母が亡くなってしまいました。犯人は村の権力者、議員の田中のじいさんを狙ったものと考えます。理由はどの世界線でも田中のじいさんは亡くなっているからです。
その時に文吾さんが犯人を誤認逮捕してしまった。例えばお祭り主催の前校長先生やみきおの父親とかを。それを根に持っていた石坂現校長は佐野文吾を同じ目にあわせてやりたいと思うようになり復讐の機会を狙っていた。と考えました。無実の罪をきせられ、家族も周囲のバッシングが酷かった。同じ思いをさせる事こそが一番だと考えたのではないかなと思いました。