5.0
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 5.0
いだてん~東京オリンピック噺~
真田丸以来、ちゃんと最初から最後まで完走できた大河!
なにがおもしろかったって……全部全部おもしろかった……!
まずOPのミニチュアとの合成が最高。そしてスポーツ選手だけじゃない、生活の中にもオリンピック!みたいな作りがほほえましい。
で、ストーリーはというと、金栗をはじめとするオリンピアンやオリンピックを目指しながら夢かなわなかったスポーツ選手たち、オリンピックの誘致に奔走した人たちが中心であることは間違いないものの、明治から昭和、そして初めての東京オリンピックまで、ドラマとして1本のたすきを繋いでるのは、シマちゃんから始まりりくちゃん、そして五りんとスポーツの表舞台には出てこなかった「市井の人々」なんだよね~。
最後まで見てそれに気づいたとき、OPでスポーツじゃない日常をオリンピック競技に見立てた映像を流した意味にも気がついて、特にオリンピック大好きというわけじゃない私でも大変胸熱になったものです。
落語の面々も、オリンピックと市井を繋ぐ役割を果たしてるんだよね。
あと意外と劇中でもミニチュア合成がたくさん使われてて、それを見るのも楽しかったな。ぼんやり見てると気づかないレベルで、実写の俳優さんたちとなじんでた。
1話1話で見てしまうと、確かに脱落する人は多いかもしれない。
でも最後まで見たときの、で~~~~っかいマルが完成したような気持ちよさと達成感が、いだてんにはありました!
どのキャラクターも人間的なおもしろさがあったしね。ほんといいドラマを見たな。個人的に好きなのはかにくんです。でも子ども時分ドッジボールは苦手だったよかにくん……。
美川~元気~?