このチームは「朝ドラだからさすがにそこまではやらないだろう」ということを平気でやってくるからな。
むしろ「何言ってるの、朝ドラだからそこまでするのよ」というスタンスだからな。
そもそも、朝ドラヒロインに対してめっちゃドS。
朝ドラヒロインなのに人生全然思うようにさせてもらえない。
朝ドラヒロインなのに全然優遇してもらえない。
朝ドラヒロインなのに全然「きみちゃん偉い!きみちゃん凄い!」って言ってもらえない。
朝ドラヒロインなのに夢が叶うまでとめどなく失敗させられる。
朝ドラヒロインなのに夫に家を出て行かれる。
そして極めつきは、朝ドラヒロインなのに最愛の息子の生死と向き合わねばならなくなっている。(どんだけ)
そら「朝ドラらしくない」「朝から気分下がる」「見るのしんどい」言われるわな…
この辺りが人によってはこのドラマを受け入れられない所以なんだろう。
でもこれだけは言える。
このヒロインはいつも、困難を糧にして大きく飛躍してきた。
困難の後には必ず光を見せてくれた。
常治に「四の五の言わずに行け(意訳)」と言われて大阪へ行った時も、最終的には荒木壮で人生において何物にも代えられない経験を積むことができた。
常治に「四の五の言わずに戻って来い(意訳)」と言われて信楽に帰って来た時も、最終的には絵付けと出会い絵付師の道へ進むことができた。
(さらには八郎と出会い結婚。八郎と出会わなければ陶芸家川原喜美子は誕生しなかった。ありがとう常治)
八郎とは離婚したが、最終的には2人にとって最善である新しい夫婦の形を見つけることができた。
そう考えると、今回最終章にして最も過酷な試練である武志の病気も、辛く悲しいままでは終わらない、最終的にはきっと何らかの光を見せてくれるはず!
とにかくね、私はそう信じて最後まで見届ける所存ですよ!(そう信じないとやってらんねー無理ゲーという気持ちも…)
さぁ、来週からも気合いを入れて正座視聴しますかね。