5.0
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 5.0
アライブ がん専門医のカルテ 第8話
私はこのドラマが好きだ。今回の話でそれはもう揺るぎないものになりました。
今後どんな展開が起ころうと、万が一ラストで肩透かしをくらおうと、この気持ちは変わらない。そう思えるほど、第8話は最高に好きだった。
テーマを伝えるために少し説明的な作りであったけど、そこはご愛嬌。クラウンのエピソードも良かったけど8話の何が好きかって、支え合うのに血の繋がりだけが必要なわけじゃないと描いてくれたこと。それはヤンキー仕草でも体育会系ノリでもない“ゆるやかな家族”とでもいうのかな……。「俺たち家族じゃねぇか!」って声高に言い合って肩を組む感じとは別のやり方ってやつですよ。うんうん。最高だー。
血族に縛られない家族のあり方を、アライブはそうとは言わずに示してくれたように思う。最高じゃんね。
常にそばにいなくていい。常に肩を組んでいなくていい。私たち仲間だよねってわざわざ確認し合わなくっていい。人はひとりで歩いて行けるし、生きていく力もある。だけどどこかで自分を思ってくれる人がいて、自分もその誰かになりえる。民代さんの背中、そういうことを教えてくれていた。