テセウスの船とはパラドックスの1つである。
その昔、クレタ島から帰還した英雄・テセウスの船を後世に残すため修復作業が行われた
古くなって朽ちた部品を徐々に新しい部品に交換していくうちに当初の部品は全てなくなった
ここで矛盾が生じる
この船は最初の船と同じと言えるのか?
加藤みきおのTwitter 。僕は鈴の事がずっと好きであの事件の後名前も顔も変えてる事知ったんですよ……そこはまだ良かったんだけど…もう前のような純粋無垢な鈴じゃなかったんです…まるでテセウスの船と同じなんです…僕はね…変わらない物が欲しかった…#テセウスの船
と鈴のことをテセウスと同じだったと言っていた。
原作の犯人みきおの動機と同じ。
放送開始から数日後のイベントで原作者東元さんが原作と犯人は違うと聞いていますとコメントを出した。それに対してTBSは否定していない。
ということはみきおは真犯人ではなく共犯者だと言える。
加藤みきおTwitterでも共犯者だとしきりに匂わせていた。
6話ラストシーン、原作では心とみきおが一緒にタイムスリップしている。そして子どもみきおと大人みきおがタッグを組んで佐野家に色々と仕掛けてくる。
今回、心が1人でタイムスリップしたということはここからドラマオリジナルになっていくものと思われる。6話は壮大なミスリードで黒幕が別にいると見ているし、いてほしい。
さつきが紀子を殺してまで守りたかったものはみきおが事件に関与していたこと。さつきはみきおのことしか目に入ってないし、さつきにとったらみきおがテセウスの船だったという事だろう。みきおに殺されたのも彼女にとって幸せと言えるのかもしれない。
プロデューサーのインタビューで原作のさつきより年齢が高い麻生祐未さんの起用した理由が語られている。みきおの義母になることを考慮した。単なる義母であるなら平成元年で20代、30代のさつき先生でも問題ないと思う。さつきはみきおを産んでいる可能性も頭の片隅に置いておこう。
もう一度、黒幕を考えなおしたい。校長先生より今は佐々木紀子の方が動機が作りやすい。
最終考察はもう少し先になりそうだ。