




おススメのドラマを聞かれると、自分の好みは一度置いといて、その人が「見たい」または「これなら見れるかも」と思う作品を選ぶようにしている。2020年冬クール、ドラマをあまり見ない人にもおススメしたい作品が一つある。そのドラマのプレゼンテーションをするならば、この一言から始めるだろう。
「あのね、山田裕貴が変態教師の役なんだけど……」
主人公は愛田凛太郎(通称・ラブリン)、職業は高校教師だ。爽やかイケメンの愛田は、生徒たちからの人気も高く、誰よりも生徒思い。クラスのいじめられっ子・桜井幸子が陰湿な嫌がらせを受けた時は一目散に駆け付け、まるで少女漫画に登場する王子様のように手を差し伸べる。晴れの日も、雨の日も。授業中でも、放課後でも。その後は必ず、間違いを犯した生徒たちに「愛のある説教」を行う。先生、すごく悲しいです。でも嘘をついている奴の方がもっと悲しい、と時には涙を流しながら。
そういえば。どうして桜井を助けるのは、いつも愛田先生なのだろう。答えは簡単。桜井に嫌がらせをしているのが、他でもない愛田凛太郎本人だからである。理解できないだろう?桜井に恋をした愛田は「桜井を救うヒーローになりたい」と思うようになり、自分が桜井を助けるために自分で桜井へ罠を仕掛けるようになったのだ。
桜井へ嫌がらせ行為をする人物が他にもいると判明し、愛田は“もう一人のいじめっ子”の正体を探る。しかし!犯人の証拠を押さえようと仕掛けたカメラに愛田本人が映っているから、さぁ大変!しかもそのカメラが生徒会に没収された上に、誰かに奪われてしまい、まさかの愛田自身が超絶ピンチな状況に立たされている真っ最中だ。
原作の愛田とは少し違う系統のイケメンだが、2020年現在、愛田を演じるならば山田裕貴しかいないと思う。愛田と同じ変態…かどうかはさておき、山田裕貴自身も「爽やかさ」と「危うげな色気」という真逆の属性を兼ね備えた俳優だからだ。第3話までの山田裕貴 as 愛田も充分にヤバいが、まだヤバいの「ヤ」の字さえ見せてもらっていないような気がしている。
愛田の思惑にまんまとハマり、桜井も愛田へ好意を抱いていることが発覚。そして桜井もなんだかヤバい。他にもヤバそうなキャラが続々と登場して、一体誰が普通なのか分からないし、想像の斜め上を行く物語が一体どのように着地するのか未だに見えてこない。
あのね、山田裕貴が変態教師の役なんだけど……。これ以上書くとネタバレに繋がりそうなので、気になる方は一度見てほしい。
あ。
これから放送の第4話では、誰かが半ケツになるよ。