3.5
出演者 3.5
ストーリー 3.5
演技 3.5
映像 3.5
病室で念仏を唱えないでください 第4話
第4話で取り上げられた子供の虐待のエピソード、ツライ……。
親の再婚相手から性的虐待を受け、子宮外妊娠。卵管破裂により小さな命が死亡……。書いているだけで心苦しくなってくる。腹がたつ。
1話の冒頭から、「この手は何のためにあるのか」という問いへの答えが小さく重なり合い……そしてあのラストシーンにつながっていく。本当は人を救うための手でありたいのに、人を傷つけることもできてしまう。それがどんなに心情的に正当なものであっても、医師であり僧侶である主人公のあの拳の意味は重いよね。だからこそ殴られた人のヒドさが際立つってこともあるけど。
前半の夫婦の話も「命の線引き」関する良いエピソードだったんだけど、いかんせん後半のエピが重くてツラくて忘れられない。
ただ民放の普通のドラマでこういった事件や症例を取り扱うのは、とても意味があることがだと感じた。