4.0
出演者 5.0
ストーリー 4.0
演技 5.0
映像 4.5
知らなくていいコト 第4話
母親の死、春樹の婚約破棄、乃十亜の存在。
色んな事が重なって、不安や悲しみを考えないようにしようと仕事にのめり込むケイトは痛々しいくらいにあの頃の尾高さんを追いかける。ふと現実に戻った時、甘えたくても甘えられる人は傍におらず、今の尾高さんがいくら優しい言葉をかけてくれたとしても甘えるわけにはいかなくて。
1話の取材の仕方と3、4話では明らかに違う。必死に居場所を作ろうとしているようだ。初心を思い出したと同時に心の持っていきようのなさを表してる。
編集長が認めてくれる。それは仕事で。人として認めてもらいたいよね。
一方春樹は別れた彼女と同じ職場はやりづらい、なるべく関わりたくないという態度が伝わる。周囲に相談したくても出来るはずもなく、唯一の共感者だと思っていた尾高さんからはお前最低だなと言われ、誰も俺の気持ちはわかってもらえないと思っているだろう。尾高さんが共感してくれたなら彼も救われただろうに。しかし、仕事は仕事、職場恋愛で別れた時のリスクも承知で付き合ってたんじゃないの?やりにくいわケイトも。きっと精一杯ケイトと接してるんだろうけど制作さん嫌な男にしすぎな気もしなくはない。
今後乃十亜の事件を自分で掘り下げて行くと思う。どうか冤罪であってほしい、ケイトの未来が明るいものであってほしいと強く願う。