ついに･･･というか、悲しい展開となってしまった第3話。

今回も2組のガン患者のエピソードがあり、さらにはオンコロ先生の旦那さんの話しという一見交わりのない流れが見事に絡まり合うクオリティの高さ。
それも強引な展開ではなく柔らかく、それでいて確かに意味のある絡まり方なのが余計に心に沁みました。

派手なオーバーアクションや号泣演技が「上手い」と言われがちですが、本当に良い演技はセリフのない時の佇まいでわかります。
今回は特に、薫を演じる木村佳乃さんの深く息を吸う演技に込められた感情が自分は印象に残りました。

ラストの明暗の分かれ方にも、涙せずにはいられませんでしたね。

決して明るくはないかもしれないけど、重さを煽る演出でもないので苦しくはならない（個人的に、ですが。）
藤井隆さんや木下ほうかさんの「陽」の部分や、清原翔さんの爽やかなイケメンぶりがいいエッセンスになってると思います。

見ていて辛いという方も多いと思いますが、良いものを観た！という充実感は得られる作品なのでオススメです。

ちょっと怪しげな三浦翔平さんも登場したし、何より薫の真実を知った時に心はどうなってしまうのか？
気になります。

そういえば、第3話では登場しなかった高畑淳子さんが演じる高坂さんの容態の今後も気になるし、薫も･･･大丈夫なのかな？
次回の予告では、心の義父役の北大路欣也さんにも何やら動きがありそうだし･･･
まだまだ目が離せません！