実話をベースとした医療ドラマということですが、冒頭から渋いドキュメンタリーのようなナレーションが入ってちょっとビックリ！
主演の小泉孝太郎さんが演じる院長の息子が、医師としても冷静に治療にあたるのですが、それよりも実家の病院が抱える多額の借金を返済するために奔走するのがメインで、医療ドラマというより、これはビジネスドラマ！

一見ドライにどんどん経費削減を行っていくので、現場からは不満も出ますが、悪者になるのもいとわず強い意思で病院を立て直すために実行していくのが見ていて小気味いい。
病院再建のためにこれから相棒となっていく高嶋政伸さんとの関係性もどうなっていくのか楽しみ。
脇を固める俳優さんもバラエティ豊かで、少しお堅いイメージのビジネスドラマも軽妙な雰囲気で楽しめます。