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おっさんずラブ-in the sky- 1話〜8話のあらすじ、放送時間、出演者、脚本家、主題歌、原作、おっさんずラブ-in the sky-が見られる動画配信サイトの情報を掲載。 おっさんずラブ-in the sky-の口コミ(口コミ)・感想・評価を投稿する事ができます。
3.1
(173件の口コミ)
出演者 3.5
ストーリー 2.9
演技 3.4
映像 3.2
(173件の口コミ)
テレビ朝日系
初回: 2019年11月02日
最終回: 2019年12月21日
テレビ朝日系 土 23:15-00:05

口コミ

4.5
出演者 5.0
ストーリー 4.5
演技 5.0
映像 5.0
おっさんずラブ-in the sky- 第8話

参りました。「好きとキス」「ヒロインの失恋」2つのお約束をがっちり破って「恋」から「愛」へパラダイムシフトした最終回。
瑠東東一郎監督ならではの演出。振り切ったコメディパートに、とにかく春田創一が、いや、田中圭が可愛くてかっこいい!お顔アップ、アップ、アップの嵐。もう!好き!(取り乱しました)
春田創一と、獅子丸怜二推しだった私は結末に満足なのですが、違う推しの人には飲み込むまで割と時間がかかったんではないでしょうか?
今回は2つのお約束について書いてみます。

◎好きとキス
1話の感想で書いたのですが、おっさんずラブは「好き」と「キス」の物語だと思っていて…。
今回も成瀬くんとシノさんは紆余曲折ありながらお約束に向かったのかなと思いました。だってお約束成立してるし! 成瀬くん負け知らず。
(対春田)キス→好き→キス→ダメです→(対四宮)好き→キス
でも、主役の春田創一さんとヒロイン黒澤武蔵はその「お約束」を破っていきました。ずっと好きを通していけば、諦めずに相手と向き合えれば、愛する相手を励まし時に叱咤激励もし、心を通わせれば…好きを通り越して「愛=LOVE」へたどり着くことを証明しましたよ。

そして恋や仕事に揺れ動きまくる35歳児春田さんを優しくバックアップして、愛へと、愛してくれる人へと向き合えるように導いたのが、前半は烏丸孫三郎、後半の肝心要は月からの使者、獅子丸怜二。丸丸コンビです。

◎ヒロイン失恋後の対応で春田さんが変わる。
黒澤武蔵が機長を辞めるーー。
いつもそばにいるキャプテンがいなくなる。春田さんの心に変化が生まれます。揺れる心にそれって愛じゃないの?と優しく語りかける獅子丸の存在もあり、だんだん春田さんは変わっていきます。
そこで…ちょっと怜二、春田さんのことわかりすぎ〜本当は好きなんじゃないの? とか腐女子的考察は今は置いときます(^ω^)
好きな人と向き合う。相手に本音をぶつけ合う。黒澤杯の意義はここにありました。武蔵が開催したのは、卓球大会、バッティングセンター、相撲大会なんですよね。
どれも丸いボール、丸い土俵で共通点がありますが、相撲は、自ら丸の中に入り、相手と差し向かい勝負する大会でした。
黒澤杯相撲大会後、春田さんは自分から愛を探しに行きました。寮に戻ったシノさんと向き合って話をし、成瀬くんと向き合い恋を終わらせるハグ…。一応全て清算した春田さん。自分を愛し続けて恋が破れてもなお残ってくれていたのは黒澤武蔵機長ただ一人でした。気づく春田さん。そこからだんだん、髪型や容姿がどこかで見た彼に似てきましたよ。その名は…。

◎愛、満月と朝日、丸いもの、黄色…
サブタイトルは黄色。満月に朝日の色。愛が満ちてきたんでしょうか。
周りも丸いものだらけでしたね。太陽、ツリーの飾り、土俵、ヘリポート…溢れてました。まさに大団円。
1話では目覚まし5個セットしても起きられなかった春田さん。最終回では、会社の屋上で颯爽と朝日を眺めるまでに成長していました。ついに自分でLOVEの矢印を決めようとしています。
きっと春田さんは、LOVEへのフライトに向けて、愛をくれた人たちへ、ずっとブリーフィングを続けていたんですね。ちょっと長すぎた気もするけど。CAにとってブリーフィングがどれだけ重要か、1話で根古さんと十文字さんに諭されたものね。
パイロットは恋の操縦桿を握り、整備士は恋の整備を続けていたんですよね。シノさんは錆びたドライバーで。
シノさんの過去を整理するエピソードが多かったのはそのせい?春田さんに恋するすることで、蓋してたハズの気持ちのオイルが漏れて、ずっと整備してる。
成瀬くんはそんなシノさんへ、アドバイスと気づきを続けていたんですね。そして、武蔵はシノさんの錆びたドライバーを、魁黒澤塾で磨いてあげた…と。

◎好きになってもいいですか
春田と武蔵のエピソードが足りないのかもしれません。
でも6話から最終回まで、獅子丸怜二が武蔵のことを春田に「愛」だと語りかけているんですよね。友愛を育んだ怜二がいなければ春田さんは武蔵の愛に気づかなかったのかも。春田創一に怜二がいてよかった。

◎はるたん
うう。一番聞きたかった名前なのかもしれない。
そしてその名前が呼べるのは武蔵だけ。泣いてまうやろー。最終回で教官になった黒澤武蔵。平成と昭和の名作ドラマで紐解くと…
コーパイ(成瀬)と整備士(四宮)
→good luck
教官(黒澤)とCA(春田)
→スチュワーデス物語
になったってことですか〜?
はるたんはこれから武蔵を「教官!」って呼ぶのかな?

◎まとめ
劇場版はitsの布石だったのかもしれません。記憶喪失になっても春田に恋をしてしまう武蔵。記憶が戻っても春田への愛は変わらない。
itsは恋愛を超越して、性別や年齢身分も超えた普遍的な「LOVE」を描きたかったのかもしれない。そして、誰かと心を通わすその刹那にこそ、愛があるんですかね。
恋や友情、尊敬を超えた「LOVE」な感情で結ばれたお二人。これからもたくさん物語を紡いでいってほしいですよね。いつかまた新しい世界を一から創り上げてほしい。この先もずっと楽しみに作品を待ってます。

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