第3話、驚きとつらみ展開。雨止まないし。

ヒナと春田も武蔵パピィ！ショックで恋が進まず。武蔵と春田の恋模様も笑えるけどつらみエンドに向かい、春田も成瀬へは言葉も気持ちも空回り。石垣島の就航での春田のアナウンスも迷走。
そんな中、春田への想いをひた隠す四宮の物語が淡々と進んでいき、春田企画の41歳バースデーパーティーへ。当日自分でご馳走を作るシノさん…からのエンドレスレイン…ハグ目撃、傘放置からのヒナへ激白…！　楽しい日から一転、シノさん最後にてんこ盛りの悲劇。

今回はシノさんの心の流れだけを考察します。なぜならつらいから！　ここがとっても暑いから！　発酵が足りなかったから！　はるたが好きさーラブさー悲しいさーなんくるないさー。
（壊れ気味）

◎３話タイトル
セクシーな春田さんのシャワーシーンから背中にタイトルバック！　ざんしーん。Yuki監督、すごい！感謝が止まらない。
これは、物語の主軸が一方通行な止まない雨（止まない想いと石垣便の天候）、それぞれ想い悩む背中（想いを隠す、傷ついている）がドラマチックに描かれた物語だから。その中心にあるのが春田。そして今回は全員のカラーを重ねているので、この色なのかもしれない。

◎シノさんが春田に恋したのはいつ？
思うに、１話で、料理してる四宮へ春田が「メテオストライク！」て頭突きするシーンがある。これ、ファイナルファンタジーの攻撃技の名前？
メタ的に考えると…シノさんは自分を限界突破されるような何か（ラブ）を春田に感じたのかなと。シノさんは春田に一目惚なんだろうなと思う。あくまで個人の意見です。

◎カムバック先輩
母校での企画同伴者に35歳新人男性CA春田を選ぶシノさん。高校生向けの人選チョイス！
シノさん冷静だけど、内心デート気分だったんでは？　無事終了し、春田がシノさんを探しているとピアノの音が。
音楽室でピアノを弾くシノさんの姿。きらきら星を一緒に弾いてみるおっさん2人。重なる手。まー、美しい…騙されたと思って見て！　これが尊いってことだね！！

シノさんの回想は、音楽の先生がピアノを教えてくれたこと。二人は後ろ姿。春田とピアノを弾くのも後ろから。これはシノさんが過去と対峙し、現在の春田への想いを強めていくような描写に見えました。すこしエヴァぽいというか、ボヘミアンラプソディにもこんなシーンあったね。

◎エンドレスレインハグ、
強風のため、長い間ウェイティングだった飛行機も無事帰還、
成瀬にシノさん誕生会のお誘いをする春田。無碍にされる。
そして一本の電話ーー。事実を知り、成瀬を追いかける春田。降り出した雨。あとは第3話をご覧くださいー。
成瀬は他人の胸の中で泣くことなんか経験した事ないから、春田さんに初めての感情を抱いたんだろうな。それは友情なのかなんなのか今はわからない。抱きしめた春田さんも、その感情の名前はわからないまま時は過ぎて…。
ハグを目撃したシノさんは、成瀬の事情を知らなくて…でも2人がキスした事は知ってて…身体の力抜けて傘忘れて帰るよね…。
結論＝つれえ。

最後のブラインドの隙間から外をのぞく機長、成瀬と春田の姿を見ちゃってる？単発ラストの部長と同じ…むさししゅん。
武蔵ブラインドの隙間から外を見る。うなだれて、上から引きロングの成瀬春田、傘ポツン…。

色々わかってるのは武蔵なんだろーなー。
グレートキャプテン…。

ラスト、相手はヒナだったけど、自分で正面から春田への気持ちを吐露できた。シノさんの恋がようやく始まったこと、成瀬が初めて心を開こうとしているところ、春田が味わったことのない感情に目覚めようとしている大事な3話。映像も演出も素晴らしかったので、是非見てね！