4.5
出演者 5.0
ストーリー 4.5
演技 5.0
映像 5.0
おっさんずラブ-in the sky-
インザスカイ放送開始から1ヶ月が経ち、物語もいよいよ後半に入ってきた。
ここまででチラホラ目にするのは、「春田がよく分からない」「春田に感情移入できない」という感想。
ふむ、なるほど。
確かに、四宮と成瀬は家族のこと、過去のことが明かされて人物造形に厚みがでてきている。
そのお陰で、二人の感情の動きにも共感しやすくなっているのは確かだ。
翻って春田の方は、まだ前職と高校時代にバスケ部だったことしか分かっていない。でもこの辺りは、意図的に明かされてないこともあるのだろうな。
加えて今回のおっさんずラブは、天空不動山と比べて仕事内容をストーリーに落とし込みにくい。
不動産会社の営業マンの春田は、そのお人好しを遺憾無く発揮して、幸せを求めるお客さんの想いを叶えていく。その過程が、春田の魅力そのものになっている。
航空会社のCA春田は、1話ではお客との関わりが描かれていたが、その後は学校への出張授業ぐらいでCAとして活躍する姿は出てこない。
まあ、これはpeachとの諸々があるだろうから仕方ないとこだろう。
6話から新キャスト獅子丸が登場で、どんな役回りかまだよく分からないけど、春田の魅力をぐっ!と引き出せる存在であって欲しいと願ってる。
そして春田は、春田の春田たる所以をどーーーん!!とぶつけて来て欲しい。
おっさんずラブは春田あっての世界だから、こっちもがっつり受け止めるさー!!