吉田鋼太郎が薔薇の花束持って愛を叫んでるCMがきっかけでおっさんずラブを知り、7話に涙し、8話を実況し、映画化に狂喜乱舞、そして927事変で常治並の卓袱台返しもしたが言いたいことは然るべきとこへぶつけてインザスカイは全力応援中😁

座長が言い続けていた「パワーアップ」
この言葉の示すところを、春田はますます愛すべきポンコツとなり、武蔵のアタックが強烈になり、ライバル続々登場で更に大騒ぎになるんだろうな、くらいにしか考えていなかった。

とんでもなかった。

パワーアップしていたのは、おっさんずラブの世界観。
S1は、ロリで巨乳が好きな春田が武蔵に翻弄されつつ牧への想いに気づいていく物語だった。
春田は男性の牧に告白されて動揺するし、武蔵は春田に振られた理由に自分が男であるからと思ったりしている。
そして劇場版の炎のシーンで、春田は法律的な結婚や子供を持つこと、男同士だからできないことを口にして、それでも牧と死んでも一緒にいたいと心からの言葉を放った。
つまりこの時点まで、男同士ということに二人とも引っ掛かりがあった。

インザスカイではどうか。
春田への恋心に気付いた武蔵は、やるせない階段昇降をしながら「春田は男だし」と呟くがこれ以降そこに引っ掛かってる様子はない。
春田の方は、好きでもない男と寝たという成瀬に驚くが特に拘ることはなく、自分を好きになった四宮に対して「俺なんかのどこがいいの？」と全く壁を感じさずに自ら近づいて行く。
“好きになるのに男も女も関係ない”世界が始めから存在しているのだ。

4話では、武蔵と四宮の春田への思いが周知のこととなった。5話では、春田が成瀬に想いをぶつけるようだ。人が人を好きになるだけの世界がこれからどうなるのか。本当にそのままの世界でいられるのか。

まだ、あと4話もある。私たちが予想できるような展開はぜーーーーーーったいにやってこない。
5話が、ただ待ち遠しい。