表面的には円満な関係、
だけど突っ込んだことには触れない&触れられない.
“普通ではない” 主人公をめぐって、
人と人との関わり方、距離感が問われる.
両親は主人公のシロさんを精一杯思っている.
- 母「ゲイでも犯罪者でもシロさんの全てを受け入れる」
- 父「お前はどんな女だったらだいじょうぶなんだ?」
白い目で見ていないだけにこじれている.
シロさんとカヨコさん(たち家族)
- 立ち入らず、表面的にはいい距離感.
- だが「ゲイはゲイ同士で」と友達を紹介される.
少し踏み込めば、シロ個人より前に “ゲイ” として
ひと括りにされていることがわかる.
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表面的には円満な関係、
だけど突っ込んだことには触れない&触れられない.
“普通ではない” 主人公をめぐって、
人と人との関わり方、距離感が問われる.
両親は主人公のシロさんを精一杯思っている.
- 母「ゲイでも犯罪者でもシロさんの全てを受け入れる」
- 父「お前はどんな女だったらだいじょうぶなんだ?」
白い目で見ていないだけにこじれている.
シロさんとカヨコさん(たち家族)
- 立ち入らず、表面的にはいい距離感.
- だが「ゲイはゲイ同士で」と友達を紹介される.
少し踏み込めば、シロ個人より前に “ゲイ” として
ひと括りにされていることがわかる.
スマートでクレバーなシロは表面を取り繕うのが得意だし、
そうした方がいい、と思っている.
でもその影で、ケンジを傷つけていることには
気づいていない.
そんなシロの殻を破ったのは、クライアントのイマダさん.
衝動的で感情を抑えきれない彼女もまたマイノリティだが、
彼女との一日を通してシロは
- 本音を受け止めてもらえる相手がいること
- 本音をさらけ出せる相手がいること
のたいせつさに気づく.
これって “普通” とかゲイとか関係なく
大事なこと.
ラスト、ケンジの喜び方が可愛い.