今までの刑事ドラマではあり得ない展開です。
とうとう緒方署長が小宮山議員を殺してしまったのでしょうか？。もうびっくりです。現役の警察署長が国会議員を殺したとなれば前代未聞の大事件です。
署長を演じる黒木瞳のヒステリックな思い詰めたような迫真の演技が、視聴者を引き込んでいきます。
かつて取り調べ中の相手が自殺してしまった事が切っ掛けで、刑事から「降格」になった江波駐警官を演じる寺島　進が、IQの高い出世欲旺盛な若い軽部刑事やエリートの加倉井管理官を出し抜いたり、気が付かないポイントをついて事件の解決の糸口を見出していくのも、痛快です。
ドラマは、いよいよクライマックスが迫り、江波警官が、真犯人は小宮山議員に恨みのあるフリージャーナリストの岩淵だと突きとめて、緒方署長に掛けられた嫌疑を晴らすような、あっと驚く展開もありそうです。
そして、最後には緒方署長が、自分の肉親を死に追いやった国会議員の深い闇を明らかにできるのでしょうか？。それとも、権力の大きな壁の前に敗れ去ってしまうのか、目が離せません。