5.0
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 5.0
下町ロケット2
阿部寛演じる佃航平という元エリート中年中小企業社長を主人公としているが内容は少年ジャンプの漫画のように感じた。
「友情」「努力」「勝利」というのがジャンプのキーワードだがその全てをビジネス的な内容に全て盛り込んでいるのだから本当にすごい。私は今会社員だが、会社員だからこそ共感できる「友情」「努力」「勝利」が全て盛り込まれていた。
もともと宇宙科学開発機構の研究員として働いていたら、佃製作所のような町工場でのものづくりはスケールが小さくやりがいを見いだせないのではないかと思う。その中で佃は宇宙のために何ができるかを考えて、町工場の技術を活かしたものづくりの道に活路を見出したことにまず感動した。仕事はやっていれば想定外や会社との意見の不一致、やりたいことと違うことなど多々あると思う。その中での佃の選択・行動というのは日本人の性分としては革新的で独創的なものだったのではないだろうか。