このドラマは、私の今まで見たドラマの中で最高のものになるかもしれない!
1話目を見てそう感じました。
「辞表書けよ。お前の退職金、1千万でもみ消してやる。」
手術の失敗を、どこからともなく現れ、周りの医者たちが恐れる悪魔の医者、渡海(二宮)。
渡海が現れた瞬間、何か危険な空気が流れ、背筋が凍るようでした。
初めは渡海を拒否していた執刀医でしたが、患者の命のタイムリミットはもう目の前。
執刀医はもう自分ではどうにもならないと観念し、覚悟を決めて、渡海に助けてくれと頼むのでした。
渡海は見るものを圧倒させるくらいのテクニックでミスを修正し、患者の一命を取りとめました。そして、なんと世界に唯一人しかできない「佐伯式」という方法を使って手術を成功させます!
渡海の技術は本当に芸術的で、魔術師のようでした。
佐伯式は渡海が務める病院の教授、佐伯教授(内野)が考えた術法です。
しかし、患者の体への負担が減る代わりに、その技術は従来のものの100倍も難しいとされており、世界で佐伯教授にしかできない技でもあります。
佐伯教授も渡海が自分の佐伯式をマスターしていることに驚いていました。
佐伯教授は渡海を称賛しますが、佐伯教授をあまり慕っていない様子。
渡海は佐伯式をいつ、どのように習得したのか。
そして、佐伯教授との関係は・・・。
その後、渡海は本当に執刀医に退職金1千万円を払わせます。
まさか、冗談だろうと思っていた私は、ショックでした。
お金で人の命を扱うとは、なんてひどい人なのだろうと。
しかし、どうしても渡海はそのような人間ではないと感じられてならないのです。
手術をしているときの渡海は、他の医師とは比べられない怖いくらいの気迫を持っていました。
それだけ真剣に命と向き合っているのだと思います。
謎だらけの渡海医師。
私も彼が人の命をどのように救っていくのか、最後まで見ていきたいと思います!