「あまちゃん」「ごちそうさん」と前作が高視聴率で吉高由里子のプレッシャーも凄かっただろ。しかし世間はあまちゃんからの朝ドラブームで、花子とアンも高視聴率をおさめた。もれなく私もその一人（朝ドラブームは現在まで続く）。『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』を原案とした作品の中には赤毛のアンと、主人公と赤毛のアンを彷彿とさせる場面が散りばめられ秀逸な脚本だった。
一番印象に残っているのは仲間由紀恵演じる葉山蓮子が駆け落ちする回。2014年7月18日放送だったかな。恋仲の２人が皮脂っと抱き合い、駆け下りする。終始「愛の讃歌」が鳴り響き・・・毎回おなじみの「ごきげんよう」すらなく、話は終わる。。。視聴者も、その後の「あさいち」でもみんなボーゼン。これ、朝ドラですか？昼ドラじゃないですか？と衝撃的だったのを今でも覚えている。

ちなみに、ごちそうさんでもそうだったが、一番主人公のそばにいて幼少の頃から見守ってきた幼馴染、窪田正孝演じる朝市とは結ばれない。。。ここだけがこのドラマ唯一だめな所。・・・その後その批判が殺到しスピンオフでは『朝市の嫁さん』が放送された。
サン＝テグジュペリも言っていた「本当の愛は、もはや何一つ見返りを望まないところに始まるのだ。」
「大切なものは目に見えないものなんだよ」ということなのか。。。朝市に幸あれ！