エリート銀行員、完治が傷心旅行に出かけ、旅先のスイスで出会った栞と恋におちる話だが、2人共中年の男女なので空気の流れれが穏やかで言葉一つ一つが丁寧で、素敵だ。
完治の娘もまた、婚約者がいながらも禁断の恋に走る。普通の選択肢だと婚約者とよりを戻すと想定するが、禁断の相手を選択する。世間一般の常識に縛られない一途さ正直さがありハラハラさせられた。
あろうことか、完治の妻も娘の婚約者と恋愛におちてしまう。文字だけで表現すると、まさに「ヤバイ、家族」。なのだが、こちらのカップルも年の差こそあるもののお互い相手を思いやれる包容力を感じる。恋愛というのは色々な形がありドラマのタイトルまさに流星群だ。
最後にクライマックスマックスに流れる主題歌がとても効果的だった。