3.8
出演者 4.0
ストーリー 3.0
演技 4.5
映像 2.5
高嶺の花
山崎賢人が自閉症の特徴をよく捉えて演技していたので、とてもリアルだったと思う。医療現場の理想と現実を上手く描けていて、恐らく医療従事者の方々にとっては永遠のテーマといえる部分もあったのではないだろうか?
最も気になった部分は、藤木直人が演じた高山誠司の過去の部分。自身も自閉症の弟を持っており、弟を自立させようとしたが、両親に反対され反対を押し切って、弟を工場で働かせたが、結果的に死なせてしまったことを回想する流れで、自閉症の弟に何をはたらかせた後悔を語ったが、時代を反映しておらず、リアリティに欠けた。
ましてや小児科医という設定であれば、今どき自閉症でも就労していることは珍しくな...