4.0
出演者 4.0
ストーリー 4.0
演技 3.5
映像 3.5
高嶺の花
ヒロインが超一流華道家の跡取り娘で、それに恋する主人公は商店街の自転車屋の一人息子。
そんな格差恋愛が描かれていくドラマなんですが、このヒロイン「月島もも」がテンプレートなお嬢様キャラではないところが面白かったです。
もちろん華道家としてお客さんの前にいる時はきちんと礼儀正しく綺麗なお嬢様なんですよ。
しかし、ひとたびその使命と重圧から解き放たれた時の彼女が、これがまあ口も態度も悪いこと!
そんな姿を見たら100年の恋も冷めてしまいそうな感じなんですが、しかし主人公の「風間直人」は彼女のそんなところにも惹かれるものがあるようで。
風間の方もまた冴えない男かと思っていたら、優れた知性と独特に人生観を隠し持っていた意外性のある男性。
そうした変わり者の二人が見せる恋愛ストーリーは予測のつかない不思議なドラマを生み出していって、毎週追いかけるのがとても楽しかったです。