ルシファーは地獄の王であるルシファーが地獄での生活に飽きて地上に降りて刑事と協力して事件を解決していくというファンタジー要素が取り入れられたストーリーです。
地獄の王というのでどんなに怖い人なのかと思ったら女好きで遊びたい放題で、意外性抜群でした。
見どころはルシファーが女刑事のクロエとどのように関わっていくかです。
ルシファーは、地獄からやってきた堕天使で、天使の街ロサンジェルスでナイトクラブを経営しています。
そこで殺人事件で知り合った女性刑事に、なぜか興味を持ってサポートをして色々な事件捜査に首を突っ込みながら、
兄弟が父(神様)が帰って来いと迎えに来たのに反抗したりして、地上の人間の生活を楽しんでいるわけです。
ルシファーが相手の目をじっと見ると、相手はすぐ本音をしゃべってしまうのがおもしろいです。
ルシファーの目は血走っていて、アップの顔はちょっとこわいですね。
シーズン2ではルシファーの母が地獄からやって来て、女神だったっていうんですが、
1神教じゃなか...
悪魔のバカンスという設定がいかにもアメリカらしいなと思いました。内容も重いわけではなく、結構フランクな感じで天使とか神とか悪魔とか出てきます。
人間世界になじめないルシファーの突飛な行動はいつも笑わされます。そんなお茶目なルシファーもたまに本気で怒ります。そのギャップがまたいいです。
キャスティングも素晴らしく、特に主人公のトム・エリスさんはルシファーの魔性的な魅力をしっかり出せている俳優さんだと思います。
個人的には英語版より吹き替えで観た方がコメディ要素が強く面白さを感じました
神様が難事件を解決するという設定が奇抜で面白い、しかもその方法が超常的な力で見た相手の欲望を吐露させてしまうという手法は少し怖いがコミカルに演出されていて笑えるのが良い。
また主人公のルシファーの相棒となる女刑事クロエは元女優という経歴も他の刑事ドラマにはない新鮮さが見て取れる。個人的にはルシファーの個性的な家族たちが地上に降りた事で状況が変わっていく姿を見るのが楽しい。特にルシファーの兄アメナディエルが残念な男で不憫なのがかわいそうだが彼のサイドストーリーも見どころの一つだと思う。