この作品で大沢たかおと竹野内豊はブレイクしました。今思えば、豪華なキャストでした。
怒涛のような展開にハラハラしながら、その中で健気に恋人を思い続ける薄幸なヒロインに酒井法子がぴったりで、とてもかわいかったです。
とても切ない展開ですが、最後にはちょっとした救いもあり。。。
主人公を思う二人の兄弟が魅力的で、どちらも選び難い。
酒井法子の歌う主題歌「碧いうさぎ」も大好きです。
いろいろあって再放送は難しいかもしれないですが、ぜひもう一度見たいドラマです。
彩は美幌の診療所に看護助手として働いていた。彼女は、耳と口が聞けない。そして育ての親が急死すると、秀一は、東京に帰らねばならなくなって、その日に秀一は彩にプロポーズした。そして秀一は空港のエスカレーターで女性を助けようとして怪我をしてしまい、記憶喪失になってしまい、美幌に帰って来なかった。心配した彩は東京に行くが、拓巳に出会う。拓巳は彩のことを好きになる。拓巳の彼女が嫉妬し、彩を刺してしまい、秀一が手術すると、記憶が戻り、彩を思い出すが、秀一は別の女性と結婚してしまう。運命が狂っていて、ヤキモキしました。二人の男性にモテル彩が羨ましいです。ちなみに私は秀一が好きです。
酒井法子さん演じる主人公・倉本彩は、捨てられた上に、耳が聞こえず、言葉も話せない障害者。
でも、看護見習として夢を持って働いていた。
病院へ医師としてきた大沢たかおさん演じる永井秀一に恋をするんだけど、運命の悪戯で別れてしまうことになるという、切ないラブストーリー。
劇中、秀一が彩に話したグリム童話の「星の金貨」を心の支えに、どんな逆境にも負けないで頑張る彩だったけど、最後は自ら身を引くことに。
別れ際、秀一が、星の金貨のように彩に幸が訪れる。と懇願するようなシーンが印象的だった。
秀一も本当は切ないんだ…。
でも、その言葉通り、ハッピーな展開を予感させるラストに救われました!
耳の不自由な彩は障害を持っていても、優しくそして人として強い女性です。
そんな彩が秀一と運命的な出会いをします。
二人は惹かれあい想い合っいるのですが、そこには記憶喪失や弟の拓巳のことなど様々な試練が待ち受けています。
二人とも優しいが故に、周りを気遣いなかなか距離をつめることができません。
好きなら周りなんて気にせず、ぶつかればいいのにとハラハラしました。
最後二人は別れを選択します。
彩には彩を大好きな拓巳が残ります。ハッピーエンドのようにも見えますが、彩の心には秀一が消えることはないと思うと、切なくてせつなくて、そんな思いのまま物語は終わります。