今回は、道子(玉城ティナ)の出張先での旅の回。
「早戸温泉つるの湯」の主人が、気さくな人で良かった。
終盤、渡し船に乗る道子とその風景を観て、何故か、涙😿がそっと流れるぐらい感動した。
今回も30分間、その場に行った感じになるぐらい満足した。
この番組史上、最もメルヘンチックなかわいい駅・大井川鐵道井川線の川根小山駅。駅舎自体が小さくてかわいい、さらに「かわねこやま」駅ということで「猫」推し。駅舎にはかわいい猫の写真がいっぱいでさらにかわいさを3倍~4倍増しにしていました。周囲は森に囲まれたジブリ感あふれる光景。ジブリ作品に登場しそうな苔や石のオブジェ的なものも散在。そんなかわいい駅の周りを探検する道子(玉城ティナ)の格好がまたかわいい!!ロングスカートは初では!?ジブリみの森にぴったりのかわいいファッションがお似合いでした。
「鉄オタ」であることを会社に内緒にしている道子(玉城ティナ)。素敵な車両、オーシャンビュー、雰囲気あふれる無人駅、もう道子の大好物が揃ったひなびた薩摩高城駅。一緒に出張に来た会社の後輩・ひかりの前で鉄分を抑えつつも、いつもの「ここどこだよ」が漏れてしまう道子。ひかりからの鋭い指摘「前々から思ってましたけど。先輩、鉄ですよね」。「がーん、バレてたんかい」という道子の心の叫びが聞こえたような…。からの「もう隠さなくていいですよ」という優しい言葉。これはデリケートな問題。道子的には気づかないふりをいて欲しかったと思うなあ。
鹿児島の出張帰り、後輩のひかりと東京に戻る道子(玉城ティナ)。海沿いを走る肥薩おれんじ鉄道で鉄分がうずいて仕方ない道子。「本当は写真を撮りたい」「でも後輩の前で露骨に鉄分を見せるわけにはいかない」…悶々とする道子の気持ちわかります!「オタ」であることを明かすことでドン引きされたり、会社でひそひそ言われるのがイヤなんですよね。中途半端に絡まれて、説明してもきっと理解できないだろうし、めんどくさいだけですから。後輩に気づかれまいと鉄分をひた隠しにする道子が愛しく思えるシーンがたくさんありました。
新潟県・えちごトキめき鉄道の鉄道路線、日本海ひすいラインの能生(のう)駅からタクシー乗車して、隣の駅の筒石駅付近で下車。鉄道会社と路線名が素敵なネーミングでワクワク。出張帰りにローカル線の旅を満喫する道子(玉城ティナ)。筒石駅は40メートルも地下にある無人駅。道子の言う通り、バイオハザードみ、廃墟感がすごい!あんなところでヤバい匂いがする人に遭遇し、一目散で地上に逃げた道子。せっかく行った駅でもっとゆっくりしたかったでしょうね。いったいあの男性は誰だったんだろう!?
しっかり者で要領がよく、災難とは縁がないように見える道子(玉城ティナ)。災難続きで最南端に逃げてきたなんて、今まで見えなかった道子の人間性が見えてなんかグッと親近感がわきました。雲一つない青空に映える開聞岳の前でまたしても甲斐(栗原類)。傷ついた道子を甲斐なりに元気づけるサイクリング。さつまいも発祥の地を巡ったあとに鰻温泉の蒸し釜「スメ」でのさつまいも蒸し体験。地熱で蒸したホクホクのさつまいもをほおばるふたり。おいしいものを食べる時って誰かがいるといいですよね。最後は道子が砂浜の地熱で温められてホクホクに。見ている方もあったかい気持ちになりました。
「JR日本最南端の畑の真ん中にある無人駅」というと、「ひっそり」というイメージ。でも、ぜんぜんひっそりしてない!多くのお客さんが訪れ、観光地化。大賑わいの風情に若干げんなり気味の道子(玉城ティナ)と甲斐(栗原類)。でも、それは人口減少が進む町を「ひっそり」させないために頑張っている地元の若者たちの努力のたまものだったと。最南端駅を末永く保ち続けるために。誰も住まなくなって、観光客がも来なくなったら駅の存続が難しくなってしまう。なんだか新たな気づきがもらえたような気がしました。
以前、第1話の北海道・比羅夫駅で道子(玉城ティナ)が出会った甲斐(栗原類)が再登場!まさかふたりがこの出会いをきっかけに連絡を取り合っていたとは!そして甲斐が道子の別名「YUIオタ」であることが発覚!!「写真もいいけど、添える言葉もいい。YUIさんに会いたくて旅をしている」とベタ惚れ。YUIオタを前に引きながらも、自分の作品を見て喜んでくれている道子はうれしかったはず。でも、それを出さないのが道子。粋だなあ。それにしても、あの赤いコートの女性は一体…。「あの待合室は幸せだったんですね。誰かに惜しまれてなくなるなんて幸せじゃないですか」これは考察しがいがある(笑)
初めて乗る車両、初めて訪れる駅舎に対して「なんの思い出もないのに愛しい」という感情。自分にとっては初めて触れるけれども多くの人々の役に立ち、愛されてきたことは事実。古い駅舎がその役目を終え、取り壊される前に訪れておきたいという気持ちはそれだけ「鉄道」というものに対する愛情が深い、リスペクトの念があるからでしょう。それも場所が北海道って愛の深さがハンパない!道子(玉城ティナ)と甲斐(栗原類)も。それだけ愛せるものがある、分かち合える人がいるって幸せなことだと思います。
クリスマスイブに箱根登山鉄道に乗りに来た道子。偶然大学時代の友人に出会ったことがきっかけで、なぜ鉄道にハマったのか。心の拠り所になったのかが明らかになりました。人間関係に疲れ、大学がある駅で降りられなくなった日はクリスマス。道子がたまたまたどり着いた無名の「ここどこだよ」駅で癒され、またがんばろうという気持ちになったことがきっかけ。ただの移動手段だった鉄道が道子にとってハピネスをもたらしてくれる特別な相棒になった日がクリスマス。大学時代の黒歴史がなかったら、こんなかけがえのない素敵なプレゼントはもらえなかったかもしれませんね。ラストの「好きは続くよどこまでも」の言葉は刺さりました。
クリスマスイブに箱根登山鉄道に乗りに来た道子(玉城ティナ)。まさか大学時代の友人に会ってしまうとは。友人は彼氏とクリスマスデート、道子は鉄分補給。道子が「久しぶり!」と話しかけ、お互いに「元気?」とうわべだけの会話。そこからが地獄。友人からの「ひとり?」からの「鉄オタなの?」…心をボコられる道子。さらに友人の彼氏が「女性の鉄オタ初めて見た」とつぶやき…。完全ノックアウト。道子のHPはゼロに。でも、その後、電車に乗ったり、カフェでスイッチバックを見たり、お目当ての梅干しアンパンを食べたりするうちにいつもの道子を取り戻していく様子はグッときてしまいました。
道子(玉城ティナ)は、1日6本、上下線12本!圧倒的に本数が少ない福島・JR只見線・早戸駅へ。圧倒的に本数が少ないことで鉄オタに人気という。みうらじゅんさん的には「地獄表」の時刻表をシンプルでスタイリッシュ、趣のある時刻表とうっとり眺める道子。出張で訪れた道子は「何もない」早戸駅付近をさまようと、5日前まで予約がいる渡し舟にラッキー乗船。キャンセルがたまたま出たとか、そんなところに居合わせる道子は本当に運がいい。道子がYUI名義で寄稿している雑誌「旅と鉄道」編集長(六角精児)への「何もありませんでした!最高でした!」と報告。最後の道子のナレーション「ここには何もない。宿のご主人は申し訳な...
会津鉄道・大川ダム公園駅でドアの開閉音など鉄道の音を採集する「音鉄」男子に遭遇した道子(玉城ティナ)。道子は車両や駅ホームを写真に収める「撮り鉄」。鉄道ファンも細分化されていて、それぞれ自分の心が動くものを集めている。これからどんな「〇〇鉄」が登場するのか楽しみ。集めると言えば、今回登場した音鉄男子が「ダム男子」も兼務していることが発覚。ダムの展示室を訪れた道子にダムトークを堰を切ったようにぶっ放していました。全国で集めたダムカードコレクションを見せながら、止まらないダムトークにドン引きの道子。これもオタクあるあるですね。聴いてほしかったんだよね。わかるわかる(笑)
今回は福島県・会津鉄道の大川ダム公園駅。赤べこのマークが入った会津鉄道の車両が赤くてかわいい。漆塗りをイメージした車両は家具会社で働く道子(玉城ティナ)の心をくすぐっていました。ドアの開閉音、車内の音を録音する「音鉄」男子と遭遇。「録り鉄」の道子との鉄オタ同士の気遣い合いがよかった。ホームを無人にするとか、車内で静かにするとか…。録音中におしゃべりなおばさん3人が乗車。録り鉄男子はおしゃべり込みで録音するとのこと。最初はおしゃべり部分を編集でカットしていたが、それもひとつの音だとそのまま保存するようになったとか。深いなあ、鉄道ファンの世界。
巨大ダムの上を渡る鉄道が走る静岡県の大井川鐵道の奥大井湖上駅と隣のひらんだ駅を訪れた道子(玉城ティナ)。今回のファッションもあったかそうで、それでいて機能的でかわいくて…チェックしまくってしまいました。お楽しみの鉄飯はおむすびセットと大井川鐵道ビール。道子の飲みっぷり、食べっぷりはよかったなあ。前半の奥大井湖上駅での外国人たちとの陽気なスタンドバイミーのセッションと、後半のひらんだ駅で出会った地元民から聞いたダムに沈んだ街の話の高低差。目の前の絶景にまつわる陰と陽を入れ込んだ構成はお見事。いやあ深い深い!ダムだけに(笑)
今回も大がつくほどの秘境駅・静岡県の奥大井湖上駅。美しいエメラルドのダム湖の上を渡る、トロッコのような赤くてかわいい電車。線路の脇に小さい通路があり、湖の上を歩けてしまう。まさにスタンドバイミーの世界。たまたま出会ったコミュ力高い外国人2人と、雰囲気にのまれてスタンドバイミーを歌ってしまった道子(玉城ティナ)。「マイフレンズ」と声を掛けられて、一緒のフレームに収まった道子。こんな「ここどこだよ感」満載のところまで絶景を求めて来た者同士、言葉が通じなくても心で通じ合ってしまいますよね。今回も癒されたーー!!
タモリ電車クラブメンバー・ホリプロマネジャー南田さん監修のこのドラマ。今回も今まで知らなかった鉄カルチャーが登場。御朱印ならぬ鉄印、そして鉄印帳まであるなんて。道子(玉城ティナ)と駅で出会った少女・花蓮との鉄オタ女子トークがまたよかった。オタクならではのキーホルダーコミュニケーション。キーホルダーでオタク度がわかり、グッと距離が縮まる感じ。わかるわかる。「彼氏にしたい鉄道」を言い合う。道子は「JR相模線」→大器晩成型男子、花蓮は「特急いなほ」→地道系男子。かわいい鉄オタ女子トーク、もっと聴いていたかった!
栃木県の秘境駅・男鹿高原駅。「おが」ではなく「おじか」と読む駅ホームに降り立った道子が「ここどこだよ」。年間利用者100人にも満たないという駅ならではの「あるある」が楽しかった。駅に置いてある旅人が自由に書くノートに数時間かけたのではと思うほどの駅舎スケッチ。ノートの名前「冒険の書」のネーミングはイケてますね。駅から近い、といってもかなり歩くのだろうけど、売店のおばさん。失礼「痩せててかわいいお姉さん」のあったかいきのこ汁&お惣菜サービス。次の列車まで寒いだろうからとカイロをくれる駅員。そして塾の合宿を抜け出してきた鉄オタ少女との出会い。なにもないの限界値がさらに研ぎ澄まされた冬時期の人...