ナレーションのカラクリがこんなことになるとは!母娘3代の物語を描きながら、最後はきっちりラジオ英会話に落としてきたところはさすがです。ヒロインと家族だけでなく、周囲の人々のその後まで見せてもらえたのも嬉しいですね。
安子からるいとずっと続いてきた流れのように、この先もひなたたちの人生が続いていくような終わり方も「らしさ」にあふれていました。
ナレーションのカラクリがこんなことになるとは!母娘3代の物語を描きながら、最後はきっちりラジオ英会話に落としてきたところはさすがです。ヒロインと家族だけでなく、周囲の人々のその後まで見せてもらえたのも嬉しいですね。
安子からるいとずっと続いてきた流れのように、この先もひなたたちの人生が続いていくような終わり方も「らしさ」にあふれていました。
なんというロングスパンの伏線回収!「スカーレット」のときにも長い時間をかけた伏線回収に驚きましたが、今回もいろんなことが時を超えて繋がるようすに驚き、そして感動しています。フィクションはこうでなくっちゃ。
もう来週で終わっちゃうのか…と寂しく思っていたら、来週のサブタイトルに「2025」とあってまた驚きです(笑)。果たして母娘3代が揃うのか、楽しみにしてます。
今週もまた怒涛の展開でしたね。トミーが久しぶりにしっかり再登場してくれたのがすごく嬉しいし、30年経ってもトミーにとってはジョーという存在が大きいんだなと思えました。
ひなたの英会話も上達していてびっくり!あれだけ三日坊主ヒロインだったのに…あんこも回転焼きもちゃんとできるようになって。その成長過程をすべて見せないところも本作らしさに感じます。
まさかここに来てみんなで岡山に帰るとは。算太の真実も明らかになり(本当の気持ちやきっかけはわかりませんが)るいと雉真家だけでなく、安子とのわだかまりもここからとけていきそうです。
それにしても帰ってきた岡山での演出がすばらしい。算太のダンスのくだりも含め、こんなにうまく岡山編とリンクさせるなんて。見ているこちらも踊り出した算太のように、いろんな記憶がよみがえってくるようでした。
三日坊主ヒロインひなた、虚無蔵さんの言葉を受けて少しだけ変わっていっているような気がします。とはいえ、とにかく手っ取り早い方法を探そうとするあたりはやはり変わってない(笑)。その時間も虚無蔵さんのいう鍛錬の時間にあててくれたらなあ…。
かなりいろんなことが起こった今週、中でもやはり桃太郎の行動とジョーが立ち上がったことが大きいでしょうか。それとトミー!かっこよくなってました!来週も楽しみです。
なかなか波瀾万丈な今週ですが、すみれさんの愚痴につきあい続け映画村と五十嵐のことを考えながらも、ノストラダムスの大予言を本気で信じているひなた。ああ大人になってもやっぱり変わらないところは変わらないんだなと、また感心してしまいました(笑)。
五十嵐、このままくすぶり続けるんでしょうか。時代劇を愛しているのはわかるけど…。
ひなたが小学4年生で登場してから良くも悪くも変わらず成長していったので、ヒロインのアンカーはどうなるんだろう…と少し不安もあったのですが、ここまで性格をかえずにうまくストーリーが展開するとは思っていませんでした!オーディションで背中を押してくれた両親と虚無蔵さんに感謝ですね。
五十嵐君が大月家でごはんをごちそうになるシーンを見て、若い頃のジョーさんを思い出しました。るいはクリーニング店の「両親」をしっかり見て育ったんだなと。
ひなたが時代劇ファンなのは子どもの頃からわかっていましたが(部屋に貼ってあった「ぶしはくわねどたかようじ」のお習字好きでした)、まさかここまで時代劇に寄せてくるとは!伴虚無蔵先生が言うように時代劇の灯火はかなり危機にさらされていますから、これがきっかけでまた時代劇に注目が集まるといいですね。
本郷奏多さんもいよいよ本領発揮してきました。ひなたとの時代劇オタク熱のシーン、おもしろいのでもっと見たいです。
ひなた編が始まり、まず驚いたのはジョーさんの風貌と前掛けでしょうか…(笑)。ひなたは良くも悪くも変わっておらず、ヘビーな境遇だった前のヒロインふたりと違いすぎてギャップがすごいです。別のドラマみたいに見えてしまいますね。
結局英語も諦めたままのようですが、また英語やジャズがテーマというか軸になる日が来るのでしょうか。
ひなたが生まれて一気に10歳になり、風景も人々もグッと現代的になりました。私が一番驚いたのは物価の上がり方でしょうか。回転焼き屋を始めた頃は1個10円だったのに、気づけば1個60円に。家にテレビがあるのも当たり前だし(逆に大月家にはラジオがずっとありませんでしたね)、高度成長期のすごさを感じられました。
ひなたの幼少期も駆け足で終わり、来週からはとうとう3代目ヒロインとして登場。明るい主人公になりそうで楽しみです。
前半の流れで一体どうなってしまうのか、あの海に入るところなんてこれまででも底の底という感じでした。いろいろあっても、ひとまず丸く収まってよかった。京都にはベリーちゃんもいて安心…と思っていたら!吉右衛門ちゃんまで登場で嬉しい限りです。
さらにここにきて安子編と繋がるものがグッと増えてきた印象。落として落としてあげてくる、すごい手腕だなと思います。
NHKのラジオ講座を聴く女性の100年の物語。今のところは私の母より少し年代が上の女性の部分。上白石さんの少し古風な感じもマッチしていると思います。丁度戦争の部分にドラマは差し掛かり、大学の予科で学徒出陣した伯父のことが連想されるのは私の個人的なお話。また結婚話が持ち上がっているところですが、安子ちゃんのお母さんが密かに案じた通り、先方の男性には見合いの話が…。別にこれは特別なことでも悪いことでもなく、仕事のある家では普通のことなので(今でもあると思います)、よくドラマを描く時にお見合い相手は悪い人…みたいな話にならないといいなぁと思います。初恋?を貫くだけが正しいわけでもないし、親の反...
今週の見どころはやはりトランペットセッションのシーンでしょうね!ラジオでトミーが太陽、ジョーが月と表現されてましたが、ドラマでの音を聞いていると私には逆に聞こえました。程よい熱さとあたたかみのあるジョーの音、クールでシャープなトミーの音のような。プレイスタイルはラジオの通りだなと思いましたが。
物語の展開は重めになってしまって、早く続きが見たいところです。
1週間ずっとハラハラドキドキしっぱなしでした。最終日の衣裳屋さんでのシーンは最後の試着室を含め、ずっと最後まで音楽を聴いているかのよう。
安子編のときからそうですが、キャラクターの心情を反映した映像づくりがほんとうに美しいんですよね。特にるい編になってからは、るいの気持ちが沈んでいても明るいシーンが多いのが楽しいです。ジョーとの関係、うまくいってほしいですね。
緩急のある、見やすいながら見応えのある週でした。安子編は良くも悪くもハラハラドキドキが強かったですが、るい編になってからはあらためて「朝ドラ」らしさが増しているので安心して見ていられます。
ジョーとの関係も周りの人との関係もさらに動き始めたので、これからますます楽しくなっていきそう。個人的にはベリーちゃんとトミーの動向が気になります。
放送納めで今週は2話だけでしたね。なんだかんだクリーニング店での仕事も身に付いてきたるいもさることながら、深い事情を聞かずに明るく迎え入れてくれている店の夫婦がとても気持ちいいです。こういうところはいかにも大阪が舞台の大阪制作ならではといえる感覚なのかもしれません。見ていて違和感や不信感が少ないというか、とてもナチュラルでなんですよね。
宇宙人の正体もわかりました。最初に衣装を大量に持ち込んだあたりでミュージシャンかな?と思っていましたが、ここでまた安子編からの繋がりでレコードや外国音楽へと糸が紡がれるんですね。片桐さんとの仲もうまくいってほしいけど、テーマである英会話のことを考えると...
前回も書きましたけど「気持ちはわかるがもうちょっとやりようがあるんじゃない?」という人たちばっかりで…(笑)。るい編になってからは多少明るさが戻ってきたのはよかったですが、安子編であれこれ気になったまま終わったことはいつか回収されるんでしょうかね。その後が気になる人が多すぎです。
るいが人を観察してあれこれ想像をめぐらせているの、ああ裕福な家の一人っ子だなーという感じがしました。安子編ですでに安子にべったりという印象ではなかったし、周りは大人だらけで周りを観察するクセがついたんじゃないかと思わせます。そしてとにかくひとりて考え込む、ひとりで納得するという流れが一人っ子らしいなと。私も一...
雪之の気持ちはわからなくもないし、その気持ちをもっと素直にぶつけてくれていたら応援もできたのに…。今と違って雇い主と女中という立場からそうかんたんな話でないというのも理解できるのですが、言い返せない弱い立場にいる人を狙うやり方がどうしても陰湿に見えてしまいます。でも彼女に言われて、確かに安子は雉真に戻ってからかなり自分中心の行動が多いなとも気付きました。あの事故以降、雉真に連れ戻されてからいろんな気持ちが切れているのかもしれません。
そんな安子のほうはローズウッドさんとの関係が一歩前進中。勇ちゃんも父の言葉と野球に勝利したことで安子に思いの丈をようやく伝えられましたが…今のところどうも...
珍しく本放送の1時間後くらいに録画を見られたんですが…今週ずっとそんな感じでしたが特に今回は、朝から見てはいけない回でした…!もちろんいい意味で。安子とローズウッドさんのやりとり、クリスマスパーティと音楽にいろんな意味で圧倒されていた安子の姿はもちろんですが、ここで世良公則さんのキャスティングが生きてくるとは!いろんな感情が揺さぶられ溢れ出してくるような歌声とパフォーマンスはさすがでしたね。本当にこの朝ドラ、キャスティングが絶妙すぎます。
今週のふたりのやりとりは英語だからこそのよさがあった気がします。パーティ会場に連れて来られて、思わず岡山の言葉が出てしまった姿との対比もよかったです...
大変な思いをしながら、それでもるいのために一生懸命生きようとする安子。芋飴を売り歩いているときに倒れてしまいラジオのあるお宅に助けられ、その後和菓子屋として少しずつ軌道に乗り始めたと思ったら、また体調を壊してしまいそうな無茶をして…。ハラハラしながら見ていましたが、まさかそんな結果になるとは。戦後の混乱期とはいえあまりにつらい展開が続きますね。
そんな中でも安子とるいを優先して考えてくれている勇ちゃんが、安子にとっても私たち視聴者にとっても安らぎの光になってくれている気がします。この先、安子とるいはもちろんですが、勇ちゃんにも幸せになってほしいですね。それにしても毎回毎回気になるところ...
ひたすらにつらいばかりの1週間でした。特に金太の悲痛な叫びは画面を見ていられないほど。胸が痛いというか、かける言葉もないというのはこういうことなんでしょう。金太が過ごした離れでのカメラワークも相まって、重くよどんだ日々が手に取るようにわかります。甲本雅裕さん、もともと好きな俳優さんでしたがすばらしい演技を見せてもらいました。
早足気味に、でもダイジェストにならずしっかり物語を見せてくれているだけに今週だけで終戦まで辿り着きましたが、だからこそ余計に戦争のつらさと悲惨さが凝縮されていたような気がします。この先は立ち上がって前を向くだけ、とはいえ今置かれている状況がつらすぎて…。ストーリー...
時代は確実に暗く重たいほうへと流れていっているのにどことなく悲壮感が薄いのは、岡山という舞台のおかげかそうした演出なのかはわかりません。でも安子の性格をあらわすかのように、前向きさと明るさも感じさせていましたね。その分これからのことやすでに出征した人たちのことを思うと、この先を見るのがつらくなりそうです。
今週とてもよかったなと思ったのは、段田安則さんと甲本雅裕さんの父親同士の会話。かたや大企業の社長、かたや小さな和菓子屋の2代目と立場こそまったく違うものの、子どもを大切に思う気持ちはまったく同じでした。算太の顔を見ずに送り出したことを後悔している姿は胸に迫るものがあります。どんな立場...
ものすごい起伏の1週間でした…!序盤の算太のダメっぷりが嘘のような胸キュン展開、そして怒涛の戦争へ。これでまだ2週目なんですから、この後またどんなスピーディーな展開が待ち受けているのか想像もつきません。でもスピーディーな中にもきちんと気持ちや情勢の変化がわかりやすく描かれているのが本当にすごい。それぞれの俳優さんたちもものすごく自然で思わずみんなを応援したくなる、ここまでは安定感のある王道ストーリーですね。
個人的に気になってしかたないのが吉右衛門ちゃんです。あの幼さにしてあの冷静さ、安子よりも若いですから長く出演していてほしいキャラクターですね。周りの空気をすべて読み切るきぬちゃんと...
本当に素晴らしいドラマ。脚本、演出、キャスト…全てが完璧です。15分間で上質な短編小説を読んでるようなそんな素晴らしいドラマ