黒木(柳楽優弥)の今までに見せない沢山の素顔を観れた、最終回。
桜花ゼミナール吉祥寺校の生徒達の合格の瞬間を見るたび、号泣しまくりで、1時間、感動の嵐だった。
島津君と黒木の最後の握手が特に良かった👏
佐倉が、教師に戻る結末も納得だった。
寒い中、受験当日に塾ののぼりとともに学校の校門で塾生たちにひとりひとり声を掛ける黒木(柳楽優弥)、佐倉(井上真央)ら桜花の講師たち。講師の顔を見るなり、緊張気味だった生徒たちの顔が笑顔になるのが印象的でした。黒木が1/31の受験日前日にひとり教室で頭を抱えて震えていたシーンはグッときました。「何年も生徒たちを送り出してますが、毎年この日が震えが止まらなくなります。子供たちに言ってきたことが本当に正しかったのか」といつもは強気な黒木が佐倉に吐露。誰よりも生徒たちを、そして講師たちのことを想っていたんですよね。そして、難関校・開成中学など3つの高校に合格した島津くんの粋な計らい。経済的な理由...
全力を出し切る者だけが二月の勝者になれる、と言う黒木の言葉で始まる最終回。
子供達を思い打ちひしがれる黒木を見た佐倉は自分がそこまで真剣に生徒と向き合ったかを自分に問う。
一方、有名校全てに受かった島津から黒木は呼び出されて、都立に行くことを報告される。
また、スターフィッシュの本当の意味を知った灰谷は黒木と分かり合う。佐倉もまた自分と生徒と向き合おうと、学校へ戻る決意をする。
『受験を通して学ぶことこそが大切、自分に勝つことがホントの人生の勝者なのかもしれない』
学びの多いこのドラマは見応えがあった。