第4話
コント「捨て猫」
名作ミュージカル「キャッツ」のような舞台設定でのコント。
月がバックに輝くゴミ捨て場で捨て猫たち(春斗と瞬太)が
お互いの境遇について話し合っている。
このコントだけは春斗(菅田将暉)作ではなく、瞬太(神木隆之介)作。
今まであまり語られなかった瞬太と母親(西田尚美)との関係が明らかに。
早くに父を亡くし、母ひとり子ひとりで生活してきたふたり。
瞬太のやることなすことすべてを否定してきた母。
母親からミートソースに粉チーズをかけることさえ、禁止されていた。
そんな母を許せなかった瞬太。
しかし、母の死に際で許し、自らも反抗したことに謝るシーンは...
第4話
コント「捨て猫」
名作ミュージカル「キャッツ」のような舞台設定でのコント。
月がバックに輝くゴミ捨て場で捨て猫たち(春斗と瞬太)が
お互いの境遇について話し合っている。
このコントだけは春斗(菅田将暉)作ではなく、瞬太(神木隆之介)作。
今まであまり語られなかった瞬太と母親(西田尚美)との関係が明らかに。
早くに父を亡くし、母ひとり子ひとりで生活してきたふたり。
瞬太のやることなすことすべてを否定してきた母。
母親からミートソースに粉チーズをかけることさえ、禁止されていた。
そんな母を許せなかった瞬太。
しかし、母の死に際で許し、自らも反抗したことに謝るシーンは
グッときましたね。
もっと早くにわかり合えればよかった。
つむぎ(古川琴音)が作ってくれたミートソースを大喜びで食べる瞬太と居候のバンド少女。
瞬太がうれしそうに粉チーズを好きなだけかけるシーンは印象的でした。
そして、つむぎはミートソースをふたりに食べさせ、自分はバターとしょうゆをかけて食べていました。
どこまで献身的なんでしょう。
そんなつむぎをそっと抱きしめる姉・里穂子(有村架純)。
とてもとても愛おしく美しいシーンでした。
コントの「捨て猫」は瞬太が自分自身を表現していたのかもしれません。
ひとりで自由に生きてるように見せかけて、「拾ってください」の箱に
入って飼い主を待つ瞬太猫の姿から感じ取れました。