向井理、榮倉奈々の主演のホームドラマ。
ドラマは、遺産相続問題が勃発する大家族にムコ入りした研修医が、人間の欲望の相続の世界に巻き込まれていく。とにかくキャストが豪華でしたよね。最終回の終わり方は、もう少しひねってくれるともっとよかったんじゃないのかとは思いました。
研修医・佐藤育生(向井理)が婿入りした河村家では、熾烈な遺産相続争いが繰り広げられていた。
河村龍太郎(伊東四朗)の遺産を巡り、三人の娘たち、その夫・子供たちがあの手この手で父に取り入る。
龍太郎はお金に目の色を変えた一家の中で唯一心を許せるのは君だけだと育生を随分あてにするけど、やっぱり肉親が一番かわいいんだよね。
それは育生の母・華子(岸本加世子)も同じ。
女手一つで育生を育てた華子の言い分がまっとうで、聞いていてすっとした。
ラストシーンを見て、これまでのゴタゴタは予行演習みたいなものだったな、と思った。
続編作ろうと思えば作れる余地がありそう。