時々コミカルなシーンがあったりして、
重くなりすぎず見れるドラマです。
中谷美紀と玉木宏のやりとりも面白いです。
ユースケサンタマリアの演技も見もので、初期と最後の印象も変わっていきます。
二組の夫婦にまつわる話で、ふっとしたことから夫婦の危機に直面するのだが、重い問題もふっと笑えるコミカルタッチで描かれているのが見ていて飽きない。
不動産屋の玉木がその客である木村と恋仲になる場面で、玉木がばれないように狼狽する姿とは反して、木村はわざと関係を匂わせようとする。その木村の態度には人妻にもかかわらず恋に対する罪悪感が全くなく、どこまでもエスカレートしていく行動に「どこまでやるの?」と見ている方は、どんどんはまっていく面白さがある。一方玉木の方は押し切られる情けない男の演技がはまり役だ。